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【東京ゲームショウ2013】新キャラクターは「犬」?!驚きの公開録音も実施された『龍が如く 維新!』ステージイベント

セガは東京ゲームショウ2013において、PlayStation 4/PlayStation 3ソフト『龍が如く 維新!』のステージイベントを行いました。その様子をお伝えします。

ソニー PS3
【東京ゲームショウ2013】新キャラクターは「犬」?!驚きの公開録音も実施された『龍が如く 維新!』ステージイベント
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  • 【東京ゲームショウ2013】新キャラクターは「犬」?!驚きの公開録音も実施された『龍が如く 維新!』ステージイベント
  • 左から総合監督・名越稔洋氏、プロデューサー・横山昌義氏
  • 坂本龍馬=斉藤一という大胆な解釈を交えたストーリー展開
  • 『龍が如く』シリーズの歴代キャラクターや新規キャラも多数登場
  • 坂本龍馬の故郷である土佐藩も舞台の1つ
  • 祇園でのひと時も楽しめそう
  • ダイナミックに進化したアクションバトル
セガは東京ゲームショウ2013において、PlayStation 4/PlayStation 3ソフト『龍が如く 維新!』のステージイベントを行いました。その様子をお伝えします。

累計出荷本数が600万本を突破した『龍が如く』シリーズの最新作となるのが『龍が如く 維新!』です。シリーズに登場する主人公の1人・桐生一馬が歴史上の人物「坂本龍馬」として出演するスピンオフ作品の3作目で、大胆な解釈を織り交ぜたストーリーや出演俳優の顔をベースとした3DCGキャラクターなども注目を集めています。また、会場では10分以上にも及ぶロングトレーラーを公開していました。


■名越氏&横山氏が語る『龍が如く 維新!』への見所や思い
ステージには、総合監督・名越稔洋氏とプロデューサー・横山昌義氏が登壇。名越氏は「これまでに『龍が如く 見参!』という、関ヶ原の戦い直後を描いたタイトルをリリースしていますが、ユーザーよりから“またこういう作品は出ないんですか”という声が多く寄せられたんです。ちょうど『龍が如く5 夢、叶えし者』という壮大なドラマを描き切ったタイミングもあり、プラットフォームにPlayStation 4を取り入れるということで、新たな気持ちで挑戦しました」と、本作を発表した経緯について明かしました。

横山氏は脚本について「今回は“坂本龍馬がある事情で名前を捨て、恩ある人を殺した犯人探しをする”と、大雑把に言えてしまうストーリーです。あえて捻る必要もないと思いましたし、桐生一馬の見た目とパーソナリティを持った坂本龍馬ができあがることで、彼だったらきっとこう歴史を動かしただろうとダイレクトに描けたんです」とコメント。また、これまで『龍が如く』シリーズのキャラクターが独特の解釈のもとで歴史上の人物として出演しますし、歴史を知らない人でも楽しめると強調します。

さらに「普通は沖田総司のビジュアルや金髪の西郷吉之助にびっくりすると思うんですけど、シリーズを遊んでくれた人には納得のキャスティングだと思います」と横山氏。キャラクターごとのエピソードもしっかり用意しており、単純な人気で選んだわけではないといいます。過去に死んでしまったキャラクターをはじめ、有名俳優が演じる新たなキャストも見所です。

本作の舞台は坂本龍馬の故郷である土佐のほか、京都が登場。いわゆる市中だけでなく伏見や祇園なども存在しますが、現代の京都に近いものを幕末という時代で再現したオリジナルの町並みとなっています。バトルアクションもよりダイレクトに進化しており、時代背景に合わせ「刀」「銃」「素手」を使い分けることも可能。ダンジョンでのレアアイテム獲得をはじめ、キャラクターの強化など稼いだお金をさまざまな要素で継続的に使い続けられるのもポイントです。遥に関しても、無理やり役を作ってストーリーに絡めるよりも「アナザーライフ」として別の形で楽しめるようにしました。野菜作りや料理作り、野良犬や野良猫をペットとして飼うこともできますので動物好きにはたまらない要素ですね。


■新キャラクターは「犬」!出演者は一体誰?!意外続きの公開録音
事前に発表となっていた新キャラクターの公開音声収録に対し、現れたのはシェパード太郎氏(所属:オフィス北野)。さらに発表となった新キャラクターは、西郷が連れている「犬」ということで、ファンは非常に驚いた様子です。もともと『龍が如く』シリーズのファンであり、偶然名越氏と出会ったことがきっかけで今回の出演が決まったというシェパード太郎氏ですが、さっそく犬の鳴き声を演じることに。どうにも人間にしか聞こえないのですが、横山氏も「犬はすごく重要なポジションなので、こういう感じでというのを説明しようとするとネタバレになってしまうんです」と困った様子。名越氏は「放送事故スレスレのスタートですが、製品になったらどうなるかを興味の1つとしてお待ちください」と感想を述べました。

なお、この犬は『龍が如く』シリーズに登場した「マメ」であり、犬はマメ以外にも何種類か存在するそうです。

最後に名越氏は「ファンの皆さんとシリーズを積み重ねる中、本作を作ることができました。PS4もPS3も内容に変わりはありませんが、PS4向けに努力して対応させましたので、PS4での演出面を体感してもらえると報われます。とはいえお好みのハードで買っていただければと思いますので、よろしくお願いいたします」と締めくくりました。
《近藤智子》
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