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学園伝奇ジュヴナイル『魔都紅色幽撃隊』、新情報が公開―パワーアップした感情入力システム、予想して殴り込む新バトルシステムとは

アークシステムワークスは、PS3/PS Vitaソフト『魔都紅色幽撃隊』の新情報を公開しました。

ソニー PS3
ADV画面 感情入力シーン
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アークシステムワークスは、PS3/PS Vitaソフト『魔都紅色幽撃隊』の新情報を公開しました。

『魔都紅色幽撃隊』は過去プレイステーションで発売された『東京魔人學園』から連なる、人気学園ジュヴナイル伝奇シリーズの最新作。根底となる物語は過去2作と共有し、監督は『東京魔人學園』シリーズの今井秋芳氏、プロデュースは『東京魔人學園符咒封録』や『夜想曲』などの赤川次郎サウンドノベルシリーズ』をプロデュースした金沢十三男氏が担当する、ファン待望の1作となっています。


■日常と非日常
ゲームは、日常生活のADVパートと非日常のバトルパートの2部構成を1話とした、合計13話からなります。アニメの1クールを体験しているかのように進むのが特徴とのことで、各話にはオープニングムービー、サブタイトル、アイキャッチ、そしてエンディングムービーが設けられます。

アドベンチャーパートを中心に展開し、主人公らが属する出版社で拠点となる「夕隙社(ゆうげきしゃ)」から依頼をうけたのち、悪霊との戦闘などを経て事件解決に乗り出します。

ゲームは約3種類のマルチエンディングを採用。プレイヤーの行動次第でNPCとの友好度が変わったり、キャラクターが仲間になったり、特定の物語を知ることができたりといった、過去作を踏襲したシステムがベースとなっています。


■登場人物たち
深舟 さゆり

新宿区陽灯學園の三年生。凛とした雰囲気で強い意志を持つ少女。長い黒髪を持ち、次第に主人公に惹かれていく。自然霊を使役する事ができる(治療や回復など)。

支我 正宗
新宿区陽灯學園の三年生。冷静沈着で不敵な自信家。身体を鍛えているため、細身だが逞しい体躯をしている。脚が不自由なのには悪霊が関係している。除霊時はVWの中に待機して『夕隙社』の突入部隊をサポートする。趣味は、PCとテニス(車椅子テニスをやっている)。

伏頼 千鶴
オカルト雑誌発行元「夕隙社(ゆうげきしゃ)」社長兼編集長。その実は裏でゴーストハントを請け負っている。主人公の才能を見出し、夕隙社へと勧誘する。謎の過去を隠し持つ。


■過去作を踏襲した「五感入力システム」
本シリーズではキャラクターへの返答を、笑、悲、悩、怒、驚、(恋)などの感情を入力することで伝えられるのが大きな特徴となっています。本作では、この感情入力システムをさらに進化させ、任意に選べる5つの感情以外に、触、味、嗅、聴、視、(勘)の五感入力を追加。感情と行動を直感的に伝えることで、登場キャラクターと今まで以上にバラエティに富んだコミュニケーションを楽しむことができます。なお、シナリオ進行途中でとある条件を満たせば「第6感」が発生するとのこと。通常では分からない、もう1つの道が開けることになりそうです。


■戦略性が試される、新バトルシステムを採用
過去作を踏襲した五感入力システムに対し、本作のバトルでは、一般的なRPGのターン方式バトルとは異なるシステムが採用されています。一度バトルが始まると、対峙する敵の情報から事前に行動予測を行い、ブリーフィング画面で自チームの配置や行動を「全て」前もって決定。その後は3D空間でセミオートでバトルが進む、という戦略性が高いシミュレーションゲーム風の趣が強いものになっているとのこと。公開されたスクリーンショットでは、設置アイテムや必要経費といった項目も表示されており、プレイヤーの「先を読む力」がますます試されることになりそうです。


■「予想」をしたら「殴り込め」!?
拠点「夕隙社(ゆうげきしゃ)」で行なえるのは、依頼の受注以外にも出撃準備とブリーフィングがあります。出撃準備では、除霊(戦闘)に出撃するメンバーの選択と、「個人訓練」を行うメンバーを指定できます。個人訓練は経験値を消費して技能を修練することで、一定のレベルに達した際に戦闘に役立つ「テクニック」が習得可能に。

そしてバトルパートのブリーフィングでは、見取り図を見ながら敵が出現すると思われる場所に罠の設置を行う事が目的となります。一度のバトルで設置できる罠の数は決まっており、それを超えて設置することはできません。その後は、自分の予想が当たっているかどうかを「殴って確かめる」ため、実際にキャラクターユニットを派遣。これまでとは違う主人公の主観画面に切り替わり、味方キャラや敵キャラのカットイン演出、美麗なエフェクトを盛りこんだバトルが展開していきます。

味方と敵の情報は「ウィジャパッド」とよばれるUSBユニットに表示されます。マップ左には味方の情報が、右には敵の情報が記されますが、初期状態では敵の名前・ステータスは表示されず、瀕死状態にもちこむことで初めて判明することになります。


■雰囲気を盛り上げる躍動感あるキャラと、こだわりの音楽
気になるビジュアル面については、バトルモードは背景を3D、キャラクターを2.5Dによる緻密なアニメキャラクター表現が採用されます。ADVパートでのキャラクターモーションは映像作家の高橋昂也氏の手によるもので、60フレームで生きているかのような感情を表現した新システム「ライブモーションエフェクト」を搭載。背景は現実世界を忠実に表現するため、特殊カメラレンズを用いたパノラマ背景を使用し、リアリティある世界観を再現しています。

本作の音楽を手がけるのは骨太ロックバンド「The Key Project」。工藤哲也氏、ENRIQUE(エンリケ)氏、そして八重樫浩氏の3人というロック界の手練れ達により結成されたロックバンドです。ゲーム全編に鳴り響く骨太なロックサウンドが『魔都紅色幽撃隊』の激しい戦いをさらにアツく盛り上げます。そして、本作のオープニング曲はあのゲーム音楽界の巨匠、植松伸夫氏が担当。本作では外人ヴォーカルを起用し、植松氏が作曲・編曲・プロデュースしたロックサウンドが各話のオープニング曲としてながれます。


『魔都紅色幽撃隊』は2014年発売予定。価格は未定です。

(C) ARC SYSTEM WORKS/TOYBOX Inc.
《Ami》
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