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【そそれぽ】第76回:銀河万丈氏演じる「洞窟」のブラックユーモアと謎解きの「俺すげー」を味わう『運命の洞窟 THE CAVE』をプレイしたよ!

任天堂 Wii U

7人の内、3人を選んで洞窟の奥を目指す
  • 7人の内、3人を選んで洞窟の奥を目指す
  • 騎士の欲望が生み出すお姫様とのストーリーとは?
  • どこに進めば良いのやら
  • キャラを切り替えうまく協力させて洞窟を進む
  • 個性あふれるキャラクターたちが登場
  • それぞれのキャラクターに・・・
  • それぞれのストーリーと・・・
  • それぞれの謎解きが待っている
インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第76回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

誰にだって、達成したいわがままな欲望のひとつやふたつぐらいありますよね。筆者も例外ではありません。いつか4月1日にインサイドをサイトジャックして、「そそねこ」(当連載のアイコンにいるネコのキャラ)だらけにしてやりたいと思っています。

というわけで、今回プレイするのはセガのWii Uダウンロードソフト『運命の洞窟 THE CAVE』です。

7人のキャラクターたちの心の奥底に眠る欲望が具現化して現れる運命の洞窟「The Cave」の謎に挑む「洞窟探検パズルアドベンチャーゲーム」な本作。PS3でも配信されていますが、今回筆者がプレイするのはWii U版です。内容は基本的に同一なので、PS3ユーザーの方もぜひ一緒にチェックしてみてください。それでは、早速プレイしていきましょう。


■Wii U版とPS3版の違い
基本的な内容に差異はないようです。ただし、Wii U版はキャラクターの切り替え操作がWii U GamePadに対応しているので、スクリーンに表示されたキャラクターをタッチすることで直感的にキャラクターを切り替えることができます。とは言え、筆者は、方向キー(十字キー)によるキャラ選択でも全く問題なかったので、利便性が大きく異なるというわけではありません。


■3キャラクターを選ぶ
ゲーム開始時に、「冒険者」「騎士」「タイムトラベラー」「村人」「科学者」「僧侶」に加えて、2人セットの「双子」、全部で7キャラクターの中から3キャラクターを選びます。選んだキャラクターによって関連したイベントや洞窟で待ち受けているストーリーや謎も変化。まずはとにかく好みのキャラクターを選んでみるしかありません。うっすらとそれぞれのキャラクターの背景が語られるので、好みのストーリーが展開しそうなキャラクターを選ぶことをオススメ。


■ダークかつユーモラスな雰囲気
ゲーム全体にはどことなくダークな雰囲気が広がっていますが、完全なダークではなく、ところどころにジョークやユーモアが入ってきて、何とも洋ゲーらしい感じがします。そのダークでユーモラスな雰囲気に拍車をかけているのが・・・


■銀河万丈氏のいい声で聞くブラックジョーク
洞窟を探検していると、ところどころで声優・銀河万丈氏(「機動戦士ガンダム」のギレン・ザビ役や「開運!なんでも鑑定団」のナレーションでおなじみ)による「洞窟(The Cave)」そのもののぼやきが聞こえてくるのですが、これが本作で本当に良い“味”を出しています。本作のダークでユーモラスな雰囲気にピッタリで、「洞窟」のぼやきを聞くためにゲームを進めたいと言っても過言ではないほど(笑)。そんな絶妙な雰囲気は、ローンチトレイラー映像でも味わうことができるので、まだ見たことがない人はぜひチェックしてみてください。


YouTube 動画URL:http://youtu.be/6TSh-L1UYFM
ニコニコ動画 動画URL:http://www.nicovideo.jp/watch/1375688939


■死亡なしでアクション苦手でも大丈夫
ゲームのスクリーンショットなど、見た目から受ける印象ではかなり「アクションゲーム」っぽい雰囲気なのですが、ジャンルはあくまでも「洞窟探検パズルアドベンチャーゲーム」。そんなわけで、本作のアクションには「移動する」「ジャンプする」「拾う」「使う」といった、アクションが苦手な人も全く問題なくプレイできる程度のものしかありません。また、アクションのミスによる「死亡」もありません・・・というか、死亡しても死亡になりません(笑)。

どういうことかというと、高い場所から落ちたり、誤って火に飛び込んだりすると、一度死亡するにはするのですが、すぐに死亡した場所のちょっと前のポイントにキャラクターが復活します。洞窟の中では「死」の概念がないということで、基本的に死に放題なのです。もちろん「残機」や「残り人数」のような要素もありません。とは言え、前の場所に戻ってしまうので、ゲームを進行するためにいかにして死亡を回避するかという「謎解き」も多く存在します。


■3キャラクターを「使う」シンプルで奥深い謎解き
横スクロールアクション的にステージを探索し、洞窟の奥へ進むためのさまざまな謎を解いていくのが本作の醍醐味。最初に選択したキャラクターによって洞窟そのものが変化し、それぞれに違った謎解きが待ち受けています。

例えば、3キャラクターが全員乗ることで作動するようなスイッチといった感じで、洞窟の謎を解くためには3キャラクターを上手く切り替えて使用する必要があります。発想はシンプルでも、一筋縄ではいかない奥深い謎解きがいくつも存在し、とにかく頭をフル回転。悩み続けてる内に「あ。」っと閃き、謎がビシっと解ける爽快感は、言葉にできない「俺スゲー」が自分の中で芽生えます(笑)。


■多人数プレイは必要だったのか?
本作は、実は3人プレイまでの複数人協力プレイに対応しています。しかし、メインの操作キャラと同じ画面内にいるときにしかキャラクターが操作できず、けっこうもどかしいです。謎を協力して解くだけなら、別に複数人プレイじゃなくても、プレイしている横に座って「あーだこーだ」言うだけでも、十分ゲームに参加している気分を味わえる本作なので、無理に利便性が高いとは言えない多人数プレイに対応しなくても良かったのではないかと思いました。


■総評:洞窟のブラックユーモアに酔いながら王道謎解き
見た目に反して、中身は王道の探索系アクションの操作を要する謎解きアドベンチャーゲームです。敵と戦うというようなアクションゲーム的な「これぞアクション!」という操作はほとんどなく、基本の動作アクションやキャラクターごとに違う特殊能力も、一貫して謎解きに必要な要素となっています。また、死亡の概念がなく、例え死亡しても少し戻った場所ですぐに、何度でも復帰。死亡して戻されないように難所を突破するにはどうすれば良いのか?といった謎解きを楽しむ場面もあります。

全体に漂う独特の雰囲気、銀河万丈氏演じる「洞窟」のぼやきによって、そこに生み出されるブラックユーモアたっぷりの世界観がたまりません。いかにも洋ゲーらしい雰囲気とも言えますが、日本人の肌に合うようにしているのは、銀河万丈氏の素晴らしいぼやきっぷりだと個人的には思っております。

ジャンルの得意・不得意によって、本作に感じる面白さ・印象は変わりそうです。ただし、全体的にややライトな作りなので、このテのジャンルがものすごく好きな人にはやや物足りなく感じる場合はあるかもしれません。とは言え、価格が1,000円という部分まで込みで考えると、ものすごく良くできた、まとまったゲームであると感じました。

【こんな人にオススメ】
・アクションアドベンチャーゲームが好きな人(興味がある人)
・探索アクションゲームが好きな人(興味がある人)
・古き良き謎解きアクション、謎解きアドベンチャーが好きな人
・脱出ゲームが好きな人
・銀河万丈氏の声が好きな人

特に銀河万丈氏の声が好きな人は、もうゲームの内容なんかどうでも良いぐらいに幸せになれると思います(笑)。もちろん、ゲームの内容も面白く、「やってみると案外取っ付き易い」といった感じなので、興味がある方はぜひ、気軽にダウンロードしてプレイしてみてください。


【そそれぽ】第76回、いかがでしたでしょうか?さて、早くも年末商戦を視野に入れた大作ゲームの発売ラッシュが始まります。今年はかなり豊作のようで、ゲームをプレイする時間をどう確保するかが最大の悩みです。次回もどうぞお楽しみに!


『運命の洞窟 THE CAVE』は、好評配信中で価格はWii U版・PS3版ともに1,000円(税込)です。

(C) Double Fine Productions, Inc. Double Fine Productions and the Double Fine logo are the exclusive trademarks of Double Fine Productions, Inc. All rights reserved. Published by SEGA. SEGA and the SEGA logo are either registered trademarks or trademarks of SEGA Corporation.


■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ
愛内里菜らに楽曲提供をし、VOCALOID音楽のクリエイターとしても有名な作・編曲家。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略SLGから格ゲーまで、幅広いジャンルのゲームをプレイする。
Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》

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