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シドニー在住の視覚障害の男性がネット上の「画像認証システム」排斥を主張

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CAPTCHA(画像認証システム)の一例
  • CAPTCHA(画像認証システム)の一例
オーストラリア・シドニー在住の盲目の男性、Wayne Hawkins氏がインターネット上のいわゆる「CAPTCHA(画像認証システム)」を、「根本的に視覚障害者を人間として扱っていないものです」としてすぐにでもネット上から排除すべきものであると主張しています。

このHawkins氏の請願は社会変革を目指して創設されたソーシャルプラットホーム「Change.org」に投稿されたもので、実例をもってCAPTCHA(Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart)の致命的な不便さを述べ、「CAPTCHAを抹殺する時が来ています」と語っています。ちなみにこの請願書の宛先には、GoogleのCEO、ラリー・ペイジ氏をはじめ、マイクロソフトのスティーブ・バルマー氏、Yahooのマリッサ・メイヤー氏など名だたる大手IT企業のCEOの名前が列挙されています。

ネットユーザーなら何度か(あるいは何度も)出くわした経験があると思いますが、CAPTCHAはあるサイトにアクセスしてきた者が人間なのか人工知能なのかを判定するためのシステムで、現在インターネット上ではかなり普及しています。

しかしながらこのシステムが音声認識ソフトなどをはじめ多くの障害者向けソフトをブロックする大きな壁となっているというHawkins氏の指摘が、今回の請願で改めて社会の注目を集めることになりました。

ゲーム業界では『シムシティ』や『StarCraft II: Heart of the Swarm』などが色弱者向けの「色覚障害モード(color blind mode)」を用意したりと一部のゲームでは視覚障害者向けの対応が進んでいますが、インターネット上の認証システムは世の多く人々にとって日常生活に関わる問題だけに一刻も早い対策が行われるべきではないでしょうか。
《小寺信夫》

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