そもそもの発端は、既にプラットフォームのオープン化をしていたDeNAが、有力な数十社のゲーム開発会社を個別に呼び出し、「グリーにタイトルを提供した場合、新着やイチオシなどから外す」として圧力をかけたことが始まりです。これに対してグリーは、KDDIと共同で、同業のディー・エヌ・エーを東京地方裁判所に損害賠償を求めて提訴したことを2011年11月21日に発表。
それを受けDeNAは、グリーとグリー代表取締役社長の田中良和氏に対して提起した名誉毀損等の不法行為に基づく損害賠償等の請求を2012年1月31日に発表しました。
そしてこれらが和解し、両訴訟が終結したことを両社がプレスリリースで明らかにしました。和解の経緯としてグリーは、「今後の更なる業界の発展と健全化を目指していくために、互いに協力することを確認し本件訴訟1及び本件訴訟2を和解により終了させることを訴訟当事者間において、本日、合意するに至りました」と記述、両社ともの業績予想に及ぼす影響は軽微以下であるようです。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ゲームビジネス アクセスランキング
-
海外サイトが選ぶ「ゲームの政治家トップ10」−1位はやっぱり……?
-
ゲームボーイ版『マインクラフト』はこんな感じ?―レトロ愛が伝わるファンメイド映像が公開
-
マリオが「チョコエッグ」に!
-
任天堂がマイクロソフトにレア社を売却した経緯とは・・・3億7500万ドル巨額買収の裏側
-
コンプガチャはなぜ駄目か? ソーシャルゲーム今後の争点
-
令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】
-
「N.O.M9月号」は『フォーエバーブルー』と『theta』インタビュー
-
『バンジョーとカズーイの大冒険〜グランティの復讐』が携帯向けに国内初上陸
-
アバターの口の動きがより滑らかに!音声認識リップシンク「CRI LipSync」が「Animaze」に標準搭載
-
【Autodesk×Unity】マトリックスが自社ブランドに挑戦~Androidの『Ragdoll』