このケンティナホールには、さまざまなガジェットや怪しげな周辺器機、さらにはベンチャー企業などがゴチャッと集まり、独特のアキバ的カオス空間を演出していました。今年のE3でも数は少ないながら、そうしたユニークな商材が展示されていたので紹介しましょう。
■RETRON5
NES、SNES、ジェネシス、ファミコン、そしてゲームボーイアドバンスのカートリッジスロットがセットになった5in1スタイルのゲーム機です。NESからファミコンまでは本体上部のカートリッジスロット、ゲームボーイアドバンスは本体前面のカートリッジスロットに挿入する形です。本体にはHDMI端子があり、HDTVで懐かしのゲームを思う存分楽しむことができます。いまやビデオ入力端子すら存在しないテレビが一般的な中、押し入れの中に眠っている過去のゲームソフトを楽しむには最適な一台でしょう。
コントローラはブルートゥース接続のワイヤレスタイプが一台付属しています。さらにオリジナルのコントローラを挿入する端子が2基ずつ、合計6端子そなわっています(NESとファミコンはAVファミコンのものを使用)。しかもPAL版とNTSC版のカートリッジにも両対応しており、欧州版のマニアックなゲームカートリッジでも無問題! ぜひ一家に一台、買いそろえておきたい逸品です。
■ピクセルアートコントローラ
ドット絵ライクで、お洒落なゲームコントローラの登場です。ボタン配置はSNESに準拠しており、PCとMacで使用できるほか、SNESに直接挿入して使用することもできます。こんなクールなコントローラを持ってゲームパーティに行けば、仲間の人気者になること間違いなしでしょう。
■SupaBoy
ゲームボーイのように携帯して遊べるスーパーファミコンが欲しい・・・そんな願いをいだいたアラフォーの皆様、約20年間の技術革新がそんな子どもの夢を可能にしました。3.5インチのLCD液晶ディスプレイをそなえた、携帯型スーパーファミコン「SupaBoy」の登場です。本体上部にSNES用のカートリッジスロットを備えており、これ一台でSNESゲームがプレー可能。もちろん、スーパーファミコンのカートリッジも使用可能です。電車の中でプレーすれば一躍周囲の視線を集めること疑いありません。
さらにSNES用のコントローラ端子を2基そなえており、コントローラを持ち寄れば、いつでも、どこでも、誰とでも対戦ゲームが楽しめるという優れモノ。さらにAV出力端子も備えており、家庭のテレビに接続すればリビングでも楽しめるという、痒いところに手が届く逸品です。乾電池で5時間の連続稼働が可能になっています。
■MAG2
FPSをコントローラでプレーするなんて味気ない! ガンシューティングのように本格的なガンコントローラでプレーしたい! そんな真のシューターのために、汎用ガンコントローラ「MAG2」が登場しました。ジャイロセンサーを本体に内蔵しており、光線銃形式ではなく、本体の傾きによって照準を定めて射撃することができます。トリガーボタンの他にも十字スティックが装備され、前後左右に移動し、銃身の動きで狙いをつけながら、画面上の敵を粉砕できます。会場では『Halo』シリーズでデモが行われており、優勝賞金1万ドルのトーナメントも告知されていました。
いずれもニッチ賞品ですが、欲しい人は欲しい商材ばかり。ぜひ秋葉原などでも手軽に購入できることを期待したいところです。
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