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プランナーが語る、『世界樹の迷宮』にストーリーモードを入れる「冒険」とその「手応え」

プランナーが語る、『世界樹の迷宮』にストーリーモードを入れる「冒険」とその「手応え」

2013年6月6日(木) 13時08分
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    主人公がいるのも、最新作の特徴です
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    新要素「グリモア」の管理はギルドハウスで
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    下画面にマップを書き込むのは、今作でも変わりません
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    『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』パッケージ

『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』のイベント実装を担当しているプランナーの山本氏が、公式サイトのブログで、世界樹の迷宮にストーリーモードを入れるにあたっての想いや実感を語りました。

『世界樹の迷宮』は、DSから3DSへとプラットフォームを移行しつつ続いているRPGで、古式ゆかしい3DダンジョンRPGをベースに、往年の翻訳ゲームブック調テキストで紡がれたイベントが、相乗効果でプレイヤーの想像力をかき立ててくれます。また、キャラメイクや自由なパーティ編成などの戦略性もあり、若いユーザーから30代以上の年季の入ったユーザーまで、広い支持を受ける人気タイトルです。

そんな『世界樹の迷宮』に「新」の文字が加わった、新作『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』では、ストーリーモードを主軸にし、多数のイベントやキャラボイスの実装など、これまでのシリーズでは敢えて選択しなかった要素を組み込んでおります。

その結果、『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』がどのようなゲームになったのか。山本氏は、公式ブログの「世界樹の迷宮にストーリーモードを入れるにあたって」の「その1」と「その2」にて、このように語っています。

今回、ストーリーモードという自分でキャラメイクをしたわけではない、キャラクターたちと冒険するという新しい試みをすることになり、ゲームのイベントを作る際はいろんなところを見直すことになりました。

もともと今までの世界樹の迷宮のゲーム内のイベントは、できるだけそのイベントを見るプレイヤーの想像力にお任せするという手法を取っており、イベントの演出という点に関しては割かし抑え目で作っていました。
世界樹の迷宮IIIまでにおけるFOEが、もやもやしたオーラのようなものだったという感覚に近いでしょうか。

まず大きな変更点は、一度に画面に登場するキャラクターの数を増やしたということですね。
前作までは基本的に画面の右側に1人~2人までが登場していましたが、今作では左右に2人ずつの計4人まで出るようになっています。
そうすることによって、今まで以上に大人数で話をする時にみんなでしゃべっている感じが出るのではないかと考えたからです。
新・世界樹の迷宮ブログ「世界樹の迷宮にストーリーモードを入れるにあたって その1」 2013/6/3


まず山本氏は、新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』の製作にあたって、実際にどのような変化が加えられたかを丁寧に説明しました。この他にも、キャラクターの表情も追加され、ミニイベントも彩り豊かなイベントにできたと綴っています。

また「その2」では、ダンジョン内でのイベント増量にも触れました。

前回はキャラクターの登場するイベントシーンでのお話をしましたが、そういった方面だけでなくダンジョン内でのイベントにも当然手を入れました。

具体的に何を行ったのかと言いますと、樹海の中でのイベントでカメラの移動を使ったイベントの増量です。
FOEに出会った時にそのFOEにカメラをズームさせたり、視点を変えるなりをして、より明確にイベントの意図が伝わるように、かつ派手になるようにしました。
新・世界樹の迷宮ブログ「世界樹の迷宮にストーリーモードを入れるにあたって その2」 2013/6/5


ただ物語性を強化するだけでなく、それを分かりやすく伝える演出部分にも力を入れているところも、これまでの『世界樹の迷宮』シリーズとは一線を画します。

そして、ストーリーモードを実装するという、最も大きな変化についての率直な気持ちの動きと、実感を語りました。

先にも書きましたが、世界樹の迷宮というゲームは、私自身も含めたプレイヤーの想像力で成り立っているものだと少なからず思っていたからです。
ですので、そこにストーリーモードのイベントをきちんと実装するまでは、大丈夫かな大丈夫かなと悶々とすることが多々ありました。
もともと世界樹の迷宮の元祖である作品のリメイク部分を作っていた緊張もありましたし、なかなか気持ちは落ち着きませんでした。

ですが、渡されたシナリオを基にイベントを組み上げていくと、私が言うのもなんですが、不思議なことに世界樹らしいゲームイベントが出来あがっていました。
それも今までの世界樹の雰囲気を持っているだけではなく、フレドリカ、サイモン、アーサー、ラクーナ、そしてプレイヤーの分身である主人公がエトリアという舞台で冒険する光景は新しい魅力に満ち溢れており、タイトルについている通り、新・世界樹の迷宮と呼べるものに仕上がったと思います。

ですので、今までのシリーズをプレイしてくださった皆様も今作初めてやってみようと思ってくださる皆様も是非手にとってそれを楽しんで頂けると幸いです。

イザユケ、ボウケンシャー!の精神でエトリアを訪れる皆様のことをお待ちしています!
新・世界樹の迷宮ブログ「世界樹の迷宮にストーリーモードを入れるにあたって その2」 2013/6/5


『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』のイベントに深く関わった山本氏の力強いコメントは、一抹の不安を払拭してくれる道標とも言えるでしょう。想像力に重点を置いた物語作りから始まった『世界樹の迷宮』は、そのテイストを失うことなく、新たな冒険を成し遂げたようです。

発売日が徐々に近づく『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』。懐かしくも新しい世界へ、イザユケ、ボウケンシャー!


『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』は、6月27日発売予定。価格はパッケージ版が6,279円(税込)、ダウンロード版が5,300円(税込)です。

(C)Index Corporation 2007,2013 Produced by ATLUS

(Article written by 臥待 弦(ふしまち ゆずる))

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パッケージ画像
機種 3DS
ジャンル ACT/ACT/RPG/PUZ/PUZ
発売元 アトラス
開発元 アトラス
発売日 2013年06月27日
プレイ人数 1人プレイ専用