人生にゲームをプラスするメディア

水口哲也氏がモブキャスト初のネイティブアプリをプロデュース ― 第1弾タイトルは新機軸ソーシャルゲーム

モブキャストは、水口哲也氏がプロデュースするネイティブゲームアプリ3本の開発に着手したと発表しました。

ゲームビジネス 開発
モブキャストホームページスクリーンショット
  • モブキャストホームページスクリーンショット
  • 水口哲也氏がモブキャスト初のネイティブアプリをプロデュース ― 第1弾タイトルは新機軸ソーシャルゲーム
モブキャストは、水口哲也氏がプロデュースするネイティブゲームアプリ3本の開発に着手したと発表しました。

モブキャストは、スポーツに特化したmobcastを運営しており、野球シミュレーションゲーム「モバプロ」やサッカーゲーム「モバサカ」などのmobcastゲームスや、スポーツ情報、コンテンツを扱うmobcastスポーツを提供しています。

320万人のmobcastユーザーに「mobcastゲームスに追加してほしいゲームジャンル」についてのアンケート調査を行った結果、スポーツゲーム以外にも隙間時間に楽しめ、やりこみ要素のある育成ゲームやパズルゲーム、その他カジュアルゲームに対する要望が多くあったため、ユーザーの声に応え、開発に着手。また、要望が多くあったジャンルのゲーム開発にあたり、「GGCプロジェクト(Global Game Challenge Project)」を立ち上げました。これは、「これまでゲーム業界において世界で活躍してきたトップクリエイターが、スマートフォンのネイティブアプリに挑戦し、世界を狙う」プロジェクトとのことです。

ブラウザゲームを提供してきたmobcastゲームスで、同社が初のネイティブアプリを提供する狙いは、App StoreやGoogle Playなどのアプリストアでゲームを探すユーザーが増加したことに対応するためです。これにより、ネイティブアプリの特徴であるリッチなゲーム体験をユーザーに提供し、ブラウザゲームとネイティブアプリの2タイプで、さまざまな国でその国の環境に合わせた展開を目指します。またネイティブアプリ開発は、これまで獲得できていなかったユーザー層へのアピールのチャンスになるとの考えです。

GGCプロジェクト第1弾は、モブキャストのクリエイティブ・アドバイザー水口哲也氏を起用した3本のネイティブアプリ。水口氏は『セガラリー』『スペースチャンネル5』『Child of Eden』などのゲームを開発し、2006年には全米プロデューサー協会(PGA)によって「世界で注目すべきデジタル系クリエイター50人」の1人に選出されたゲームクリエイターです。

水口氏起用の第1弾タイトルは8月上旬配信予定、RPG要素を取り入れた新機軸のソーシャルゲームになるとのこと。第2弾タイトルは2013年末配信予定の新感覚ソーシャルパズルゲーム、第3弾タイトルは2014年初頭配信予定のこれまでにない新たなカジュアル・ソーシャルゲームになる予定。3タイトルすべて基本プレイ無料のアイテム課金方式で、iOSとAndroidに対応予定です。日本で先行配信した後は、全世界での配信を予定しています。

モブキャスト初のネイティブアプリに水口氏を起用というだけで、期待が高まります。気になる第1弾タイトルがどのようなソーシャルゲームになるかは、続報を待ちましょう。
《さかまきうさろーる》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 「日本と海外におけるゲーマーにとってのリージョン制限」・・・イバイ・アメストイ「ゲームウォーズ 海外VS日本」第22回

    「日本と海外におけるゲーマーにとってのリージョン制限」・・・イバイ・アメストイ「ゲームウォーズ 海外VS日本」第22回

  2. 任天堂ミュージアムに行ってきました!

    任天堂ミュージアムに行ってきました!

  3. 令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】

    令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】

  4. 任天堂が65歳定年制を導入

  5. 今どきゲーム事情■杉山淳一:『A列車で行こう8』デフォルメと現実の間〜京浜急行電鉄の品川駅−羽田空港駅、こだわりの再現に挑戦!

  6. 海外ゲーマーが選ぶゲームの悪役ベスト25−栄光のトップは一体だれ?

  7. なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

  8. 『逆転裁判』は如何にして産まれたのか、江城元秀氏と巧舟氏が語る――『逆転裁判』特別法廷セミナーレポート・前編

アクセスランキングをもっと見る