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【日々気まぐレポ】第12回 『ポケモンスクランブル U』の真価はフィギュア連動にアリ

任天堂 Wii U

ポケモンスクランブル U
  • ポケモンスクランブル U
  • 【日々気まぐレポ】第12回 『ポケモンスクランブル U』の真価はフィギュア連動にアリ
  • NFCフィギュア(ビクティニ)
  • ゲーム準拠の特徴的なデフォルメがカワイイ
  • フィギュアがゲーム内にそのまま登場!
  • リザルト画面
  • ICカードでバトル中にお助けポケモンが登場
インサイドを御覧の皆様、どやにちは。気まぐれライターひびきによる隔週連載「日々気まぐレポ」、第12回目でございます。

GW明けの気怠い週末、いかがお過ごしでしょうか。いやガンダムウィング違くて。筆者の周りには、そもそも祝日も土日も関係ないって人が多く、あんまり連休だという意識はありませんでした。ですので、7月まで祝日がないよと言われても実はそこまで憂鬱でもなかったりします。

そんな筆者はGW中に新しいパソコンを買いました。今まで趣味に仕事にと使っていたパソコンがいよいよ5年目を迎えまして。まだまだ元気だなぁと思っていたんですが、最近どうにも突然のブルーバック!なんて心臓に悪い事態が多発していまして。あっ、こりゃイカンなと奮発して新しいノートパソコンをポチっちゃったわけです。が、ですよ奥さん。どうにも使用感が良くない。性能的には流石、最新のモデルだけあって申し分ないんですが、こう、キーピッチやタッチパッドの感触といった直接ユーザーが触れる部分がどうにも肌に合わなかったんですよね。ひきこもりなんで、基本的に買い物は可能な限りネットショップで済ませちゃう派なんですが、今回ばかりは少し後悔しています。パソコンなんてのは下手すれば一日中触ってるような道具ですので、やっぱり実際に触って納得したものを買うべきだなぁと思いました。まる。

そんな連休中の作文はさておき、もちろんゲームもやってました。やってましたとも。今日は筆者がゴゥルデンなウィィクにプレイしていたWii Uソフト『ポケモンスクランブル U』のお話をしていきたいと思います。

『ポケモンスクランブル U』はWii Uのダウンロード専用ソフトです。パッケージでは販売されておらず、『ニンテンドーeショップ』からのみ購入することができます。今回は、店頭で販売されている「ダウンロードカード」を用いても購入することが可能ですが、どちらにせよWii U本体がインターネットに接続されている必要があります。

さて、本作は2009年に配信されたWiiウェア『乱戦!ポケモンスクランブル』に連なるシリーズの最新作です。2作目であるニンテンドー3DSソフト『スーパーポケモンスクランブル』に続いて3作目となる本作では、ハードをWii Uに移しての登場となりました。ちなみに、本作はWii Uで初の「ポケモン」シリーズタイトルでもあります。開発は1作目と同じくアンブレラが担当しています。

シリーズ通しての共通設定として、「ポケモンスクランブル」最大の特徴でもあるのですが、登場するキャラクターはすべて「ポケモンのおもちゃ」であるという事が強調されています。プレイヤーは、ポケモンの形を模したネジ巻き式のおもちゃを操作してポケモンバトルを繰り広げることとなります。

また、今回はさらにその世界観を後押しする明確なストーリーが存在します。とあるポケモンショップに入荷された新商品であるポケモンのカプセルトイ。これが入ったダンボールを、店員が転がっていたカプセルに足を滑らせてぶちまけてしまい、いくつかのカプセルはそのまま川に落下してしまいます。ポケモンショップから遠く離れた河原まで流されてしまったピカチュウ、ツタージャ、ポカブ、ミジュマルのおもちゃ達は、他に流されてしまった仲間のおもちゃ達を探しだして自分たちが入荷されるはずだったポケモンショップまで帰還する旅にでる、というのが物語の導入になっています。大まか流れはオープニングアニメで確認することができるのですが、このアニメの出来がまたいいので是非、一度は飛ばさずに見てみて欲しいですね。

■単純明快な操作感
操作に使うことが出来るコントローラはWii U GamePadとWiiリモコンの2種類が用意されています。Wii U GamePadで遊ぶ場合は、テレビと同じ画面が手元にも表示されているのでテレビいらずで遊ぶことも可能になっています。

操作に使うのは移動用の左スティック、攻撃用のA/Bボタンの3つだけです。Wiiリモコンの場合は十字キーと1/2ボタンが対応します。うーん、実にシンプル。Wii U GamePadの場合、L+RボタンでMiiverseに手軽に投稿できるという機能もありますが直接、ゲームに関わってくるのは上記の3つだけです。

■1人から4人まで
今作ではプレイヤー4人で1組のチーム制となっています。ゲームを始めるにあたって、プレイヤーは4人までエントリーが可能です。Wii U GamePadとWiiリモコンが3つ、といった具合ですね。もちろん1人だけでもプレイは可能になっており、その場合他のキャラクターはコンピューターが操作するNPCとなります。一緒に遊べる友達がいない筆者のような方でも安心です。

最初に選べるキャラクターはピカチュウ、ツタージャ、ポカブ、ミジュマルの4つだけですが、倒したポケモンのカプセルをゲットすれば、ステージをクリアしていく毎に驚くほどの勢いで増えていくので、キャラ選びに困るなんてことはまずありません。なんせ今作には『ポケットモンスター ブラック 2・ホワイト2』までの649種類のポケモンがこれでもかというくらい登場するので、1ステージクリアするだけでもかなりの種類の仲間が一度に加わることになります。このように、とにかく沢山ポケモンを集めるといった遊びも本作の魅力の一つになっています。また、同じ種類のポケモンでも強さや覚えている技が異なる、ということがあるので細かく集めだしたら、それこそ止め時がわからない程でした。

■NFCフィギュアとの連動遊び
ステージでゲットしたポケモンはひとつひとつ強さや覚えている技が異なるのですが、それらのステータスがプレイによって変動することはありません。ですが「NFCフィギュア」を使って呼び出したポケモンだけは他のポケモンと違って「成長」させることが可能になっています。

NFCフィギュアとはなんぞや、という方のために簡単に説明しますと、これはICチップが埋め込まれたポケモンのミニフィギュアです。ポケモンセンターなで購入することができる小さなフィギュアなんですが、この中にはICチップが埋め込まれています。こういったICチップは近距離無線通信(NFC)という技術を用いることで、触れるだけで情報を読み書きすることができます。電車やバスで使うようなICカード、定期券とかそういうやつを思い浮かべてもらえれば分かりやすいかと思います。タッチしたらピッてなるアレです。Wii U GamePadにはこのようなタッチすれば情報が読み書きできる何やら凄い装備が搭載されているので、これを利用してやろうということですね。Wii UでこのNFCに対応した遊びを取り入れたゲームは『ポケモンスクランブル U』が初となっています。

本作では、ポケモンの形をしたNFCフィギュアをWii U GamePadの左下部に触れさせてやると、フィギュアと同じ姿形をしたポケモンがゲーム内にも登場するという仕組みになっています。当然といえば当然なんですが、現実世界で実際に手に触れているフィギュアがゲーム内に入り込んで動いている、というのはちょっとした感動で、これは実際に遊んでみないとわからない感覚な気がしますね。現実世界のモノが仮想世界に入り込むというのは、ARのような現実世界に仮想のモノを被せるというのとは全く逆なんですが、意外と似た様な驚きと感触ではあると思います。

また、NFCフィギュアの凄いところはこれだけじゃないんです。前述のとおり、NFCフィギュアを使って呼び出したポケモンは、他のポケモンとは違い「成長」をさせ、育てていくことが可能なのです。育てたデータはNFCフィギュアに書き込むことができ、自分だけのオリジナルフィギュアとすることができます。いやぁ、このシステムは画期的ですね。育てたポケモンをデータとしてゲーム内に保存しておくのではなく実際に手に取れるフィギュアとして保管しておけるというのは愛着も湧いてきますし、思い入れも一入です。自分の育てたポケモンをそのまま友達の家に持っていきプレイできる、といったメモリーカード的な役割も果たしてくれますので純粋に便利であるという側面も持っています。

さらにさらに、専用のNFCフィギュア以外でも一般のICカードなどをかざしても反応する機能も搭載されています。ICOCAやSuicaなど、公共交通機関等でおなじみのカードですね。これは反応するかな?こっちはどうかな?と触れるだけで何かしら反応のあるモノを手当たり次第探していくのも楽しい遊び方です。これらを使って登場させることができるポケモンには、成長要素などはないのですが「お助けポケモン」としてステージ中で活躍させることができます。バトル中に呼び出すことができ、一定時間立つと消えてしまうのですが、ステージを攻略する上において強力な手数の一つとなるので、積極的に活用して行きたいところです。筆者はJR西日本のICカード「ICOCA」で試したんですが、ナゾノクサが出てきてくれました。他にもSuicaやTOICAといったご当地カードを持っている方は是非お試しあれ。

■NFCフィギュアこそ本作の肝
なんといっても本作の最大の特徴は、このNFC機能を使った実際のフィギュアとの連動にあるのだとは思いますが、これは裏を返せば、NFCフィギュアがないと本作の魅力を最大限堪能できないということでもあります。前作までとは違って、ポケモンの成長要素などがすべてNFCフイギュア周りに集約されていますので、従来通りそういった楽しみを目的にプレイするにはどうしてもNFCフィギュアが必要不可欠になります。現在、NFCフィギュアは全国のポケモンセンター等でしか入手することが出来ないということもありますので、簡単に連動遊びをしようと思えばまだ少しハードルは高いのかな、とも思います。

近年では、「仮面ライダーオーズ」のメダルや「仮面ライダーウィザード」のリングといった、NFCを利用した玩具は、より身近となって一般にも浸透してきているように見えます。こうした流れが家庭用ゲーム機にも広まって、よりインタラクティブな遊び方が生みだされるような流れの大きな一歩に、今回のNFCフィギュアがなってくれれば嬉しいですね。

ちなみに余談ですが、ウィザードリングでは残念ながらポケモンは呼び出せませんでした。しかし、リング側はちゃんと反応して光ってくれましたので、ウィザードライバーは持ってないけどリングならあるよ、という方は是非お試しあれ。

『ポケモンスクランブル U』は、好評配信中で価格は1,800円(税込)となっています。

(C)2013 Pokemon.
(C)1995-2013 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc.
Developed by Ambrella.


■筆者紹介:ひびき
ゲームやアニメが大好きな駆け出しライター。
怪しいコンピュータの専門学校出身故に
パソコン関係にはやや偏ったコダワリがある。
しかし、最新マシンにはあまり興味がなく
古い世代のマシンやジャンク品を寄せ集めた
ポンコツマシンをチューンして使っている。

Twitter:hibiki_magurepo
《ひびき》

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