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最高の環境でゲームをプレイ ソニーストアの高級ホームシアターにてゲームを体験可能

ソニー PS3

最高の環境でゲームをプレイ ソニーストアの高級ホームシアターにてゲームを体験可能
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ゲーマーならば音響や映像環境へは誰しもがこだわりを持つものです。そこで大半の人は自宅の面積や予算などからある種の妥協をし、着地します。では、限界まで突っ込んだらどうなるのか? その問いかけにソニーストアが応えています。

先日お伝えしたとおり、ゴールデンウィーク中に大阪と名古屋のソニーストアにて国内ではリリースされたばかりの『BioShock Infinite』がプレイ可能でした。そしてその環境は民生用としてはほぼ最高級のホームシアターで、しかも無料で一般開放されています。

具体的にどれくらい高級かというと、20名ほど入室可能な23畳の室内に設置されたプロジェクタは4k解像度で150インチ相当の映像を出力、スピーカーは9.1ch。価格はプロジェクタが150万円ほど、音響周りが200万円ほど、もろもろ込みのトータルでおよそ500万円。一般庶民にはまず手が出ないエクストリーム級の環境です。


4kの出処。

「4k解像度でゲーム?」と真っ先に首を傾げた方もいらっしゃるでしょう。ご存知のとおり、現在4kを出力できるゲームハードは存在していません。しかし、超解像技術などとも呼ばれるアップコンバートによる恩恵は確実に感じられました。正直に申し上げて実物を見るまでは多少ジャギーな絵を想像していたのですが、映しだされていた映像は4kネイティブの実写動画などには質感的にさすがに劣るものの、かなりなめらかなものでした。如実に効果が現れていたのがフォント周り。スケーリングの魔法です。


伝わりづらいですが、驚くほどなめらかです。

なぜソニーストアがこうしたサービスをするのかというと、大目標は「裾野を広げること」。本設備はお値段的にまったくリーズナブルではありませんが、技術デモを兼ねた長期的視座に基づくプロモーションなのです。

そもそも「ホームシアター」と単語を知っていても、きちんと体験できることは稀です。家電量販店では騒音や外光を遮断した専用スペースを作ることが難しい場合もありますが、ソニーストアの用意した空間ではそのようなことはありません。現実的な範囲内でおよそ理想形といっていいでしょう。そうしてホームシアターのなんたるかを正しくユーザーに認識してもらい、その上でいくつかのモデル(たとえば1080pプロジェクタなど)を導入してもらうための導線を敷設しているのです。

では、あらゆるコンテンツのなかからなぜゲームなのかというと、ゲーマーに新購買層が存在しうるから。当該設備はこれまで音楽や映画鑑賞におもに利用されてきましたが、「ゲームをプレイする者ならば誰しも理想的な環境を思い浮かべたことがあるだろう」という仮説を立て、ゲームも採用し始めたそうです。読みは当たり、大阪では27日(土)はトータル40名ほどが来場しゲームに熱中、施設はほぼフル稼働だったとのこと。

ソニーストアにてホームシアターをゲーム向けにするイベントは定期的に開催されており、先月は『ワンピース 海賊無双』、先々月は『METAL GEAR RISING REVENGEANCE』が選出されていました。基本的には新し目のタイトルを展示していますが、タイミング次第ではスタッフのお気に入りの作品が採り上げられることもあります。ただし、現状では大阪と名古屋での実験的な試みであり、銀座での今後の予定は未定。


こうしたいわば非日常的な環境でプレイする『BioShock Infinite』には格別の味がありました。記者は通常コンソールゲームを50インチのTV、PCゲームを24インチのモニタでプレイしているのですが、まるで別世界です。過去作のラプチャーではなく開放感もある世界が舞台となっていることもあり、「ゲームの中に入った」感覚すらあります。具体的には、Vigor(特殊能力)を獲得・使用したときなどに一瞬描写される腕がまるで自分のもののように感じられ、思わず自分の腕を見てしまいました。

また、本作の完成度の高さと相性が良かった点も複数あります。たとえば、VigorのDevil's Kiss(グレネードのような軌道と性能の火炎攻撃)を放ったときの手応えは、今まで記者が体験してきたあらゆる飛び道具描写の中でも屈指の質感と迫力でした。また、 ウリの1つであるSky Hook移動も強烈で、「高速道路を車で飛ばしている」「ジェットコースターで落ちる」ときのような、吸い込まれるとでも表現すべき感覚が下腹部に感じられました。

国内版過去作品と比較して力を入れたとされるローカライズの品質はシリーズ経験者ならば開始数分で実感できると思われますが、その点もシナジーを生み出しています。ナラティブの生み出す引力が、画面内にいるキャラクターとの距離感のリアルさと合わさり、実在感とでも呼ぶべき生々しさがありました。また、リアル9.1chが生み出す音の広がりは発声するキャラクターとの相性がきわめて良好で、横からセリフが聞こえてきたときに思わず振り向いてしまうほどです。

閉塞感と開放感が入り乱れる『BioShock Infinite』は、音響面・映像面からじつに相性の良かったといえるでしょう。この感覚を共有することができず、文字化にとどまらざるをえないことに実に歯がゆいものを感じます。


だいたいこの機器に集約されます。

さて、ハードコアゲーマーならばどうしても気になる応答速度や遅延の問題について。カタログ上には具体的な数値はありませんでしたが、「ゲームモード」は用意されており、段階的に設定できます。『Bioshock Infinite』自体がコンマ一秒をとりあうタイプのゲームではないこともあり、強い違和感を感じることはありませんでした。第一、真剣勝負に挑むコアゲーマーが150インチのホームシアターを求めるかどうかはともかく、そうした部分が気になる場合は念のため実物を確認しておいたほうがいいかもしれません。なお、目に対する負荷は個人的には意外なほど低く、長時間画面を眺めていても疲れることはありませんでした。

音響面ではスピーカーを大量に並べていることはゲームに大きな影響を与えています。バーチャルサラウンド技術が発達した昨今にあっても、物理的な発音と仮想サラウンドには大きな隔たりがあることを再確認できました。たとえば、「銃声が聞こえたのはだいたい7時方向」くらいのレベルで認識し、敵の位置を確認・反撃できたりします。e-Sportsでこうした環境が採用される時代は当面到来しそうにありませんが、そもそも音響の収録は多チャンネルで行われ、それを何らかの形(5.1chなど)に圧縮しているのが現状です。もしかして未来的なシーン……たとえばOculus RiftのようなVRヘッドセットにOmni的なVRデバイス、周囲に大量のスピーカー、といった将来はありえるのかもしれません。


視覚的に迫力のあるスピーカー群。

総括すると、はなはだ陳腐ではありますが「没入感がある」です。ただ画面が大きいだけ、スピーカーが多いだけ、とは批判させない有無を言わせぬ誘引力がありました。ではただちに自宅へ導入しよう、となるわけではありません。しかしながら、豊かに用意された商品郡のなかから、エントリーモデルのいくつかに手を出してみようと思わせるには充分な体験でした。

なお、撮影にあたり協力を依頼した記者の個人的な知人(FPSゲーマー、ただし『BioShock』シリーズ未プレイ)は、完全に没頭し1時間近くプレイしていました。感想を聞いたところ「とにかく綺麗。画面がデカい。音響スゴい。遅延はあんまり感じない。」と、ホームシアターにやられて頭の回転が止まってしまったような返答がありました。今後本サービスに人気が出てきたあかつきには斯様な暴挙には走れなくなるかもしれませんが、ともかくそれくらいの魅力があるという指標としてご参考までにお伝えしておきます。

ソニーストアでは本記事でご紹介した高級ホームシアター以外にも、HMDや4kテレビなどを展示しています。とくにHMDは最新機種でゲームをプレイすることもできます。眼鏡を着けていると最初は戸惑いますが、奇をてらうことのないコンパクトな大画面環境という側面はかなり優秀でしょう。


通報されそうな風貌ですがソニーストア店内でゲーム中です。

大阪の店舗が入居する梅田ハービスENTは館内全体が落ち着いた雰囲気で、オーディオビジュアルを試すには絶好の環境です。お近くへお越しの際は足をのばしてみてはいかがでしょうか。

(thanks, li)
《Game*Spark》

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