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今の『.hack』は『ギルティドラゴン』です ― 完全設定資料集 発売記念トーク&サイン会イベントレポ

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左がサイバーコネクトツー代表の松山洋氏、右が『.hack』シリーズディレクターの新里裕人氏
  • 左がサイバーコネクトツー代表の松山洋氏、右が『.hack』シリーズディレクターの新里裕人氏
  • 開場から10分後には、グッズ販売のブースに列ができていました
  • サイバーコネクトツーの会議室に飾れている『.hack』関連作品
  • 『.hack//G.U. TRILOGY』完全設定資料集 .hack//Archives_01 LIGHT EDITIONを始め、数多くのグッズが販売されていました
  • 展示されていた細川誠一郎氏の原画
  • 原画アップ
  • こちらも原画
  • サイバーコネクトツーが手掛けたオリジナルゲーム
サイバーコネクトツー東京スタジオにて、『.hack』シリーズ完全設定資料集「LIGHT EDITION」の発売を記念したトーク&サイン会イベントが4月13日に開催されたので、その模様をお伝えします。

このイベントは、サイバーコネクトツーが発行している『.hack』シリーズの完全設定資料集である「.hack//Archives_01」や「.hack//Archives_03」「.hack//Archives_02 BLACK」「.hack//Archives_02 WHITE」を、読み応えある充実の内容はそのままに、B5サイズのソフトカバー仕様でお手頃な商品としてリニューアルされた「LIGHT EDITION」シリーズの発売を記念したもので、100人程のファンが詰めかけました。会場は東京スタジオで、スタジオ内には『.hack//GU』の生原画の展示や、関連グッズの販売が行われました。

■これまでの『.hack』をふりかえろう
ステージに上がったのは、サイバーコネクトツー代表の松山洋氏と、『.hack』シリーズディレクターの新里裕人氏。「みなさんおはようございます」という言葉から始まったトークセッションは「『.hack』をふりかえろう」と題して、まずは完全設定資料集の内容と共に、3シーズンに分かれて『.hack』が振り返られました。ファーストシーズンでは、今でこそオンラインゲームを舞台とした作品は多くあるものの、企画段階の『.hack』は、オンラインゲームを舞台としておらず、女盗賊が主人公のゲームで、それが「盗む=ハッカー」になり、「ハッカー+ファンジー=オンラインゲーム」という流れで今の『.hack』になったといいます。その後、セカンドシーズン、サードシーズンと熱く『.hack』が語られました。

■今の『.hack』は『ギルティドラゴン』
これまでの『.hack』を振り返った上で、「今の『.hack』は『ギルティドラゴン』です。」とした松山氏は、『ギルティドラゴン』の近況を報告しました。ダウンロード数は50万を超え、無料で楽しめることを大前提にしているものの「ぶっちゃけ売上は右肩上がりです」と好調の様子。そして、「(『.hack』シリーズであるという)ほとぼりが冷めてきたというのもありますので、『.hack』らしさがだいぶ色濃く展開されていくことになると思います。ある程度売れたんだから、ここから先はええやろ、うちの好きなようにやらせてくれよ」と、これまではあくまで『.hack』の新作ではなく、新作ゲーム『ギルティドラゴン』と打ち出してきた本作が、ついに『.hack』シリーズの『ギルティドラゴン』として、これまで以上に展開されていくようです。その一部として、ここに書けず残念なのですが、『.hack//G.U.』でやり残したことを『ギルティドラゴン』で表現した会場限定マル秘情報がいくつか公開され、会場のファンからは「おおお!!!!」という声が漏れました。

そんな『ギルティドラゴン』ですが、サイバーコネクトツーから2つ告知がありました。1つ目は、2013年5月に秋葉原コトブキヤで行われる「本作のイラスト展示イベント」、2つ目は本作の「イラスト集」で、イラスト展示イベントで先行販売されるほか、カラーで安く、大きなサイズのイラストを見ることができます。

■『.hack』の新たなる展開
トークセッションの最後に松山氏は、「よく『.hack』の続編とかリマスターを出してほしいと言われますが…」とファンが最も気になっている部分に触れました。松山氏いわく、「なかなかいま、家庭用ゲームでオリジナルシリーズを展開するのは、すごく難しいです。(版権作品も予算ギリギリだとか)」としたものの、『.hack』のアニメ、小説、漫画展開の時と同様に「いざという時のために、準備はしていますよ」と期待できる発言。「いつも上を動かすのは子供たちで、今の『.hack』は『ギルティードラゴン』です。そして背中を押してくれるのは、皆さんの応援です。別に課金してくれ、と言っているんじゃないですよ?(笑)今はとにかく『ギルティドラゴン』をよろしくお願いします。」とファンに呼びかけ、時が来れば『.hack』は新たなる展開を遂げることを伝えました。

最後に様々な意味で、豪華すぎる景品が当たる「プレゼント抽選会」が行われ、トークセッションは終了、サイン会を経て今回のイベントは幕を閉じました。

発売から10年以上経つ『.hack』、サインの際にファンは「社長!Sレア当たったよ!!」と気軽に、そして楽しげに会話している姿を見て、熱心なファンがこんなにも詰めかける理由はやはり、サイバーコネクトツーのファンへの接し方にあるという印象を受けました。

『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3』や『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』の発売を控えていするサイバーコネクトツーですが、『.hack』もまだまだ盛り上がっていくと感じたイベントでした。

今回語られた『.hack』の裏話などは、完全設定資料集に収められているので、気になる人は手に入れてみてはいかがでしょうか。
《栗本 浩大》

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