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【GDC 2013】Unreal Engine 4の最新デモ「Infiltrator」で未来のゲームを見た

プレイステーション4への対応も発表された、Epic Gamesが開発するゲームエンジンの次世代版「Unreal Engine 4」の最新状況がGDC 2013で明らかにされました。

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プレイステーション4への対応も発表された、Epic Gamesが開発するゲームエンジンの次世代版「Unreal Engine 4」の最新状況がGDC 2013で明らかにされました。

同社はクローズドブースでプレゼンテーションを行い、副社長のマーク・レイン氏から新情報が明らかにされました。プレイステーション4は年内にも発売される予定ということもあって、「Unreal Engine 4」の完成度も一年前とは比較にならないほど高まったようです。

一年前に紹介された「Elemental」と呼ばれたデモが、このエンジンのほんの"基本的"要素を紹介したものに過ぎなかったかのように、今回紹介された「Infiltrator」は人々が次世代に期待するものを存分に見せつけるものでした。下にムービーを用意しましたので、まずはご自身の目で確かめて見て下さい。質疑応答では「これは製品化されるんじゃないか?」と質問が飛ぶほどでした(レイン氏は「エンジン部隊とゲーム部隊は別だから」とかわす)。



レイン氏によれば開発は「4ヶ月前くらいに、そろそろ次のを作ろうか?」と始まったそうです。一年前と比べて「Unreal Engine 4」の制作パイプラインは随分と確立してきたということで、開発を容易にした面がありそうです。もちろん、「Infiltrator」はリアルタイムに動作しているものです。動作しているPCはNVIDIAのハイエンドGPUを積んだものだということですが、一年前に「Elemental」デモを動かしたものと同等ですので、さして最先端であるわけでもありません。次世代の家庭用ゲーム機でも充分に動かせる範囲になりそうです。

Unreal Engine 4の詳細についてはウェブサイトをご確認ください。
《土本学》
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