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【ロコレポ】第22回 賢明なる諸君へ!『ぼくのなつやすみ』綾部和の新作『怪獣が出る金曜日』

【ロコレポ】第22回 賢明なる諸君へ!『ぼくのなつやすみ』綾部和の新作『怪獣が出る金曜日』

2013年3月16日(土) 22時00分
  • 『怪獣が出る金曜日』は、レベルファイブが3月13日から配信しているニンテンドー3DSダウンロードソフトですの画像
    『怪獣が出る金曜日』は、レベルファイブが3月13日から配信しているニンテンドー3DSダウンロードソフトです
  • 毎週金曜日に巨大怪獣が出現するという東京郊外の不思議な町を舞台に、主人公「そうた」とその仲間たちの活躍と日常が描かれる「怪獣が出る世界体験シミュレーター」の画像
    毎週金曜日に巨大怪獣が出現するという東京郊外の不思議な町を舞台に、主人公「そうた」とその仲間たちの活躍と日常が描かれる「怪獣が出る世界体験シミュレーター」
  • 『GUILD01』に続く、『GUILD02』シリーズの最初の作品として発売されましたの画像
    『GUILD01』に続く、『GUILD02』シリーズの最初の作品として発売されました
  • ディレクションはゲームデザイナーの綾部和さんが担当されており、少年時代を思い起こさせる牧歌的な世界観を見事に構築していますの画像
    ディレクションはゲームデザイナーの綾部和さんが担当されており、少年時代を思い起こさせる牧歌的な世界観を見事に構築しています
  • ゲームのいたるところで「賢明なる諸君へ」というナレーションが入り、ゲームシステムやキャラクターの心情を解説してくれますの画像
    ゲームのいたるところで「賢明なる諸君へ」というナレーションが入り、ゲームシステムやキャラクターの心情を解説してくれます
  • 佐野翔子さんによる語りはとても丁寧で、プレイヤーは舞台や朗読を鑑賞しているような気分で作品の世界に触れることができますの画像
    佐野翔子さんによる語りはとても丁寧で、プレイヤーは舞台や朗読を鑑賞しているような気分で作品の世界に触れることができます
  • オートセーブが非常にこまめに入るので、外出先でのプレイに適していますの画像
    オートセーブが非常にこまめに入るので、外出先でのプレイに適しています
  • 昭和の懐かしい町並みと自然を再現したグラフィックはとても美しく、3D立体視にも対応していますの画像
    昭和の懐かしい町並みと自然を再現したグラフィックはとても美しく、3D立体視にも対応しています
  • 「怪獣カード合戦」というカードバトルが登場し、子供たちとの対戦に勝利すると親分になって子分に呪文をかけたり、新たな情報を入手することもできますの画像
    「怪獣カード合戦」というカードバトルが登場し、子供たちとの対戦に勝利すると親分になって子分に呪文をかけたり、新たな情報を入手することもできます
  • 対戦に必要な「怪獣カード」は昭和40年代風のレトロテイストな怪獣イラストのカードになっていて、怪獣世代の方なら眺めるだけでも楽しめるのではないでしょうかの画像
    対戦に必要な「怪獣カード」は昭和40年代風のレトロテイストな怪獣イラストのカードになっていて、怪獣世代の方なら眺めるだけでも楽しめるのではないでしょうか

インサイド読者のみなさま、Here we go! ゲームライターのロココ試作型です。

第22回のロコレポは、レベルファイブが3月13日から配信しているニンテンドー3DSダウンロードソフト『怪獣が出る金曜日』のプレイレポートをお届けします。

『怪獣が出る金曜日』は、毎週金曜日に巨大怪獣が出現するという東京郊外の不思議な町を舞台に、主人公「そうた」とその仲間たちの活躍と日常が描かれる「怪獣が出る世界体験シミュレーター」です。

第6回のロコレポでご紹介した『レンタル武器屋 de オマッセ』や第7回の『CRIMSON SHROUD』、そして第8回の『AERO PORTER』が収録されていた『GUILD01』に続く、『GUILD02』シリーズの最初の作品として発売されました。

■綾部和さんが描く、昭和レトロでノスタルジィ溢れる世界観が秀逸
本作のディレクションは、ゲームデザイナーの綾部和さんが担当されています。綾部さんといえば『ぼくのなつやすみ』シリーズや『ぼくらのかぞく』が代表作として知られますが、本作でも、少年時代を思い起こさせる牧歌的な世界観を見事に構築しています。

ゲームではカード収集や美少女、自警団ヒーロー、親分と子分、そして呪文遊びなどの懐かしいモチーフが構成要素になっていて、舞台になっている「東京都世田谷区藤の花」の昭和の懐かしい町並みと自然を背景に、思わず童心に返って夢中で走り回ってしまいました。グラフィックも3D立体視に対応しており、丘から遠くに見える電車や橋、風にゆらめく洗濯物などの3Dギミックを楽しむことができます。

■目指せ町の親分!「怪獣カード」の収集が熱い
本作の大きなテーマは、「怪獣が出るあの世界」。さらに「怪獣カード合戦」というカードバトルも登場し、子供たちとの対戦に勝利すると親分になって子分に呪文をかけたり、新たな情報を入手することもできます。

対戦に必要な「怪獣カード」は昭和40年代風のレトロテイストな怪獣イラストのカードになっていて、怪獣世代の方なら眺めるだけでも楽しめるのではないでしょうか。この「怪獣カード」は街のいたるところに落ちている「怪獣ピース」を7つずつ集めることで入手することができるので、町を探索するのがさらに楽しくなります。

■ナレーションや音楽、環境音など、上質なゲームサウンドが臨場感を盛り上げる
基本的にキャラクターは文字のみの会話で進行する本作ですが、ゲームのいたるところで「賢明なる諸君へ」というナレーションが入り、ゲームシステムやキャラクターの心情を解説してくれます。佐野翔子さんによる語りはとても丁寧で、プレイヤーは舞台や朗読を鑑賞しているような気分で作品の世界に触れることができます。

また、主題歌である『ボクは子供』を含め、本作の音楽・サウンドプロデュースは作曲家の坂本英城さん(ノイジークローク)が担当されています。坂本さんは『タイムトラベラーズ』『428 ~封鎖された渋谷で録-』のほか、『無限回廊』『ポケモン不思議のダンジョン』『龍が如く』シリーズなど多数のゲームサウンドをてがけられていますが、本作でも『怪獣が出る金曜日』の世界観に合った上質なサウンドを提供されています。

そして特筆すべきは、環境音の素晴らしさですね。列車のアナウンスや踏み切りの音、川のせせらぎ、小鳥のさえずり、町のスピーカーが鳴らす商店街の宣伝など、プレイ中に聞こえてくる生活音のエフェクトが非常にリアルで、懐かしい町の雰囲気をこれでもかと盛り上げてくれます。これはぜひ、3DSのボリュームを上げてプレイして欲しいです。

■止め時がみつからない!ノスタルジィとSFの融合した快作
『怪獣が出る金曜日』。昭和のレトロなテイストが好きなら、ぜひプレイしたい作品じゃないでしょうか。綾部さんが描く世界観は『ぼくのなつやすみ』などの作品を踏襲したものですが、本作ではそこに怪獣のSF要素が加わったことでまた違った魅力の作品になっています。漫画や映画の「本格科学冒険漫画 20世紀少年」「三丁目の夕日」を彷彿とさせる雰囲気なので、その辺りの作品が好きな方ならきっと楽しめると思います。

グラフィックやサウンドの雰囲気も素晴らしく、プレイ中にストレスを全く感じないゲームデザインで、ゲームをスタートしてしばらく止め時が見つかりませんでした。オートセーブが非常にこまめに入るので、外出先でのプレイに適しているのも嬉しいですね。

今回の『怪獣が出る金曜日』を皮切りに、3週連続で配信される『GUILD02』シリーズ。ロコレポでは、3月19日配信の『虫けら戦車』と3月27日配信の『宇宙船ダムレイ号』のプレイレポートもお届けする予定です。ぜひ、お楽しみに。

「復活!!!」

『怪獣が出る金曜日』は、好評配信中で価格は800円(税込)です。

(C)2013 LEVEL-5 Inc.
(C)2013 Millennium Kitchen


【ロコレポ】 by ロココ試作型
INSIDEのゲームライターが3DSとiOSを中心に色々なソフトをプレイして、その魅力を伝える連載。RPGの魅力に目覚めたのは、ファミコン版『ウィザードリィ』。好みのゲームな場合にテンション上がり過ぎるのは許して…。
Twitter:@Rococo_TestType

(Article written by ロココ試作型)

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機種 3DS
ジャンル SLG
発売元 レベルファイブ
開発元 レベルファイブ
発売日 2013年03月13日
プレイ人数 1人プレイ専用