人生にゲームをプラスするメディア

ケイブ、第2四半期も苦戦が続く・・・既存タイトルのユーザー減少などで

ゲームビジネス 市場

業績推移(公表資料から筆者作成)
  • 業績推移(公表資料から筆者作成)
ケイブが発表した平成25年5月期 第2四半期(累計期間)の業績は、売上高11億8000万円(▲9.5%)、営業損失1億6400万円(-)、経常損失1億3300万円(-)、四半期純損失1億6600万円(-)と、既存タイトルの苦戦から、前年同期から赤字幅が拡大しました。

同社は数年、ソーシャルゲーム『しろつく』などのヒットで好業績を続けてきましたが、競争の激化によるユーザー数の減少や新作のヒット作不足により平成24年5月 第2四半期から赤字基調となっています。新規タイトルも開発が遅れており、決算資料で触れられている上期の新展開は『くにつく』のMobageでのリリース、dゲームでのリリースという移植のみです。

第1四半期と第2四半期のPLを比較すると、売上高が6億6100万円→5億1800万円と約1億5000万円減少しているのに対して、人件費等の売上原価は2億9200万円→2億9900万円、販売費・一般管理費は3億8400万円→3億6700万円とほぼ横ばいで、それがそのまま営業損失1500万円→1億4800万円の拡大に直結しています。他社と異なり、ケイブは好調時の急拡大は行なっておらず、売上の上下がそのまま利益の上下に繋がるという構造のようです。次なるヒット作が待たれます。

ケイブでは第1四半期決算時に未定としていた通期の業績予想を、売上高25億円、営業損失2億円、経常損失1億7000万円、当期純損失2億1000万円と公表しています。
《土本学》

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. VR空間を自分の足で歩ける「Virtuix Omni」日本向け並行輸入品登場、早期予約で約14万円

    VR空間を自分の足で歩ける「Virtuix Omni」日本向け並行輸入品登場、早期予約で約14万円

  2. 【インタビュー】「E3」主催ESA代表が語る今年の「E3」とゲーム業界…展示会でもありエコシステム

    【インタビュー】「E3」主催ESA代表が語る今年の「E3」とゲーム業界…展示会でもありエコシステム

  3. VR/ARはテレビを上回る市場になる?ゴールドマン・サックスがレポート

    VR/ARはテレビを上回る市場になる?ゴールドマン・サックスがレポート

  4. 【プレイレポ】テスター希望者10万人超えのVRMMO『ソードアート・オンライン ザ・ビギニング』のヤバさにワクワクが止まらない

  5. 『ロスプラ3』『ニンジャガZ』を手掛けたSpark Unlimitedがゲーム開発事業から撤退

  6. ソフトバンク、ガンホーの所有株式23.47%を約730億円で売却へ

  7. 【BitSummit】ValveによるSteam基調講演、Steamと開発者の利益配分などリアルな質問も

  8. ゲーム会社の就職に求められるポートフォリオとは?現役クリエイターが学生に指導

  9. 「Oculus Rift」DRM機能からハードウェアチェックが削除…今後も使用しないと明言

  10. 任天堂との決裂、イノベーションでなし得た初代プレイステーション立ち上げ秘話(1)

アクセスランキングをもっと見る

page top