人生にゲームをプラスするメディア

世界が熱中する『コール オブ デューティ ブラックオプスII』開発者が語るその魅力とは ― 発売直前パーティーレポート(1)

スクウェア・エニックスは、いよいよ11月22日に字幕版が発売されるPS3/Xbox360/PCソフト『コール オブ デューティ ブラックオプスII』の発売直前記念パーティーが品川インターシティホールにて開催しました。

ソニー PS3
左:パット・ドゥワイヤー氏<br>右:塩見卓也氏
  • 左:パット・ドゥワイヤー氏<br>右:塩見卓也氏
  • 大スクリーンで放映されたトレーラー
  • 大スクリーンで放映されたトレーラー
  • 大スクリーンで放映されたトレーラー
  • 大スクリーンで放映されたトレーラー
  • 大スクリーンで放映されたトレーラー
  • 小林大介プロデューサー
  • 小林大介プロデューサー
スクウェア・エニックスは、いよいよ11月22日に字幕版が発売されるPS3/Xbox360/PCソフト『コール オブ デューティ ブラックオプスII』の発売直前記念パーティーが品川インターシティホールにて開催しました。

開演と同時に本作のトレーラー映像が大迫力の大型スクリーンに映し出され、その映像美を再確認することができました。

上映後、間もなくスクウェア・エニックスの小林大介プロデューサーが登壇し、会場に駆けつけた事前応募の当選者200名、そして同時に公開されていたニコニコ生放送の視聴者に向けて、「本作には大変多くの要素が詰まっていて、発売日までに仕上げられるか不安でしたが、無事に発売することができます。本当に面白い作品になっているので、ぜひご期待下さい」と語りました。

そして、本作の開発を手がけたトレイアークのシニアプロデューサーであるパット・ドゥワイヤー氏が登壇し、ローカライズディレクターを務めたスクウェア・エニックスの塩見卓也氏の通訳で本作のシステムについて説明がありました。

まずは本作の軸であるシングルプレイの「キャンペーンモード」について解説がありました。このモードでは2025年の近未来と1980年代の舞台が登場しますが、過去のシリーズ作品をつなぐ非常に重要なモードになっています。特に近未来においては、実際に人間が開発できるような兵器を登場させたということです。実際に作品中にはアタッチメントとしても装着可能な、遮蔽物の裏側にいる敵を視認できるようにする武器が登場します。この技術は現在空港のセキュリティにも使用されているということで、近未来の作品とはいえ、単なるSFではないリアリティのある設定をつくりあげたということです。ちなみに、これらの兵器はキャンペーンモードのみならずマルチプレイヤーモードにも登場します。

また、パット氏はストーリーにも力をいれ開発に当たったと語り、シナリオは前作に引き続きデヴィッド・ゴイヤー氏に依頼、単なる悪役ではなく「よりパーソナルで魅入られるような悪役を描く」ことを目標にしたということです。本作にはラウル・メネンデスという悪役が登場しますが、プレイした後には「彼に共感する人もいるかもしれない」というほどに魅力的なキャラクターになっています。

そして、キャンペーンモードのもう一つ重要な要素が「プレイヤーの行動によりストーリーが分岐していく」という点です。また、本作から新たに導入された「ストライクフォース」というモードにも注目してほしいということです。このモードはプレイするもしないもプレイヤー次第。こちらもプレイする・しない、成功・失敗によってシナリオが変化していきます。従来のキャンペーンモードとは全く異なるものになっているということです。

システムの説明が終わったところで、パット氏は降壇し、キャンペーンモードで吹き替えを担当したデヴィッド・メイソン役の藤真秀さん、ラウル・メネンデス役の白熊寛嗣さん、アンダーソン役の竹達彩奈さんが登場し、実際のゲーム画面を交えたトークやアフレコの裏話などが語られました。

レポート第2弾はこちら
《宮崎 紘輔》

タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ソニー アクセスランキング

  1. 【インタビュー】“おっぱい”と口にすると胸が膨らんじゃうプロデューサーに『オメガラビリンス』の魅力をたっぷり訊いた

    【インタビュー】“おっぱい”と口にすると胸が膨らんじゃうプロデューサーに『オメガラビリンス』の魅力をたっぷり訊いた

  2. 『モンハンワールド:アイスボーン』ミラボレアスを倒すために考えた7つのこと

    『モンハンワールド:アイスボーン』ミラボレアスを倒すために考えた7つのこと

  3. 『モンハン:ワールド』俺たちの相棒「受付嬢」のかわいい姿を見よう! “全DLC衣装”でじっくり楽しむ受付嬢フォトコレクション【ワールド編】

    『モンハン:ワールド』俺たちの相棒「受付嬢」のかわいい姿を見よう! “全DLC衣装”でじっくり楽しむ受付嬢フォトコレクション【ワールド編】

  4. 『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート

  5. PS5までの歴代PlayStation据え置きハードを振り返る!これまでの進歩とこれからの進歩を見比べよう

  6. 『原神』稲妻の各探索ギミックを解説!雷の種から結界まで、新天地の冒険を“13項目”でサポート

  7. 「『モンハンワールド:アイスボーン』で1番好きになった武器種はどれ?」結果発表―ハンターたちが命を預けた“相棒”はこいつだ!【アンケート】

  8. 『FF7 リメイク』クラウドのカッコいい&かわいいセリフ10選! よく観察するとクラウドの本性が見える?

  9. 『かまいたちの夜』の舞台となったペンションに宿泊…!あの名シーンを妻と再現してきた【ネタバレ注意】

  10. テトリスがちょっぴり苦手な『ぷよテト2』プレイヤー向け、テトリス基礎知識!覚えるだけで序盤の動きがグッとレベルアップするぞ

アクセスランキングをもっと見る