「アジア・トップ1000ブランド」は同社が毎年実施し、今年で9回目となる調査。日本および中国、香港、インド、インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイ、ベトナム、オーストラリア、韓国、台湾の12カ国・地域を対象とし、キャンペーン・アジア・パシフィック社が企画設計、実際の調査はニールセンが行いました。
サムスンは韓国、香港、マレーシア、タイ、インドネアでトップ、他の5カ国でも5位以内にランクインしました。iPhoneやiPadのヒットを背景にしたアップルの伸びも顕著で、中国ではトップとなりました。アップルは昨年の調査ではソニー、サムスン、パナソニック、LG、キャノンに次ぐ6位でした。
依然として家電系のブランドが上位を占める一方で、各国で所得が伸びている事を背景に高級ブランドが伸びていて、中国や台湾でシャネルが3位になったほか、全体のライキングでルイヴィトンが84位、カルバンクラインが91位、アルマーニが94位、バーバリーが263位、プラダが271位、それぞれ昨年から順位を上げました。
またキャンペーン・アジア・パシフィック社は、これまでは地域内の日本や韓国発のブランド、例えばソニー、パナソニック、サムスン、LG、ロッテ、明治製菓といったブランドだけが強固なブランドを築いていたものが、「グローバルなブランドも地位を確立し始めている」と指摘しています。
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