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文化庁メディア芸術祭、今年は7月12日より ― 開催概要も明らかに

文化庁メディア芸術祭が、平成24年度で16回目を迎える。メディア芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門を設けて、優れた作品の顕彰や、その受賞作品を広く紹介する

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第15回の受賞作品展の様子。『魔法少女まどか☆マギカ』のアニメーション部門大賞受賞などが話題を呼んだ。
  • 第15回の受賞作品展の様子。『魔法少女まどか☆マギカ』のアニメーション部門大賞受賞などが話題を呼んだ。
日本の新しい文化の潮流を届けてきた文化庁メディア芸術祭が、平成24年度で16回目を迎える。メディア芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門を設けて、優れた作品の顕彰や、その受賞作品を広く紹介するメディア芸術の総合フェスティバルとなっている。
こうした領域は、スタート当初は文化という枠組みで捉えることも決して多くなかった。しかし、現在は、文化としての側面に目を向ける機会が増えている。こうした時代の変化に、文化庁メディア芸術祭の果たした役割も小さくない。

文化庁メディア芸術祭実行委員会は、このほど平成24年度の概要を発表した。イベントの核となるのは、今年も大賞を中心とする受賞作品、そしてその作品を展示する受賞作品展である。
メディア芸術祭は公募制を取っていることから、応募作品の中から選ばれる。この作品募集が7月12日からスタート、9月20日まで続く。応募作品は、近年、増加を続けており、昨年度は世界57ヵ国・地域から2714作品の応募があった。今年も多数の応募が期待される。
受賞発表は2012年12月中旬頃、さらに受賞作品展に先立つ2013年2月12日に贈呈式を予定する。

もうひとつの目玉が、2013年2月13日から24日まで、東京・六本木の国立新美術館で開催される受賞作品展である。受賞作品の展示、上映だけでなく、シンポジウムなどの関連イベントの開催もあり、メディア芸術の一大フェスティバルとして毎年話題を呼んでいる。
メディア芸術祭は、さらにメディア芸術関連施設の連携や関連事業などにより、年間を通じて国内外でメディア芸術振興を目指している。
前回はアニメーション部門での『魔法少女まどか☆マギカ』の大賞受賞などが話題を呼んだ。第16回も新しい文化の風を運んで来そうだ。

平成24年度[第16回]文化庁メディア芸術祭 

作品募集: 2012年7月12日(木)~9月20日(木)
受賞発表: 2012年12月中旬
贈呈式: 2013年2月12日(火)
受賞作品展
2013年2月13日(水)~2月24日(日)  ※2/19(火)休館
会場: 国立新美術館(東京・六本木) 他
主催: 文化庁メディア芸術祭実行委員会

文化庁メディア芸術祭 公式サイト
http://j-mediaarts.jp/

文化庁メディア芸術祭は16年目 本年度の開催概要が明らかに

《animeanime》
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