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コーエーテクモ、第2四半期はソーシャルや追加コンテンツ販売が好調

コーエーテクモホールディングスが発表した平成24年3月期 第2四半期(4月~9月)の連結業績は、売上高136億3500万円(前年同期比23.2%増)、営業利益7億1200万円、経常利益8億6200万円、純利益4億1200万円となりました。

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コーエーテクモホールディングスが発表した平成24年3月期 第2四半期(4月~9月)の連結業績は、売上高136億3500万円(前年同期比23.2%増)、営業利益7億1200万円、経常利益8億6200万円、純利益4億1200万円と前年同期の赤字から黒字転換しています。また、期初の業績予想(売上高125億円、営業損失10億円)を大幅に上回る成績となっています。

第2四半期は「100万人」シリーズが急成長しているオンライン・モバイル事業が牽引。従来のフィーチャーフォンのみでなく、8月からはスマートフォンでも『100万人の信長の野望』をリリースしました。グローバル展開もスタート。中国向けに『100万人の三国志』がもうすぐ登場するほか、北米でも『My Monster Rancher』を計画しているとのこと。売上高28億3500万円に対して、5億2400万円の利益を計上しています。

一方で主力であるゲームソフト事業においても『Champion Jockey』『真・三国無双6 猛将伝』『戦国無双3 Empires』『真・三国無双6 Special』といったタイトルを発売し好評だったほか、既存タイトルのリピートも堅調だったとのこと。また、『真・三国無双6』の追加ダウンロードも伸び、前年同期と比べて大幅な増収増益となりました。売上高89億600万円に対して5億1400万円の利益となっています。

低調だったのがメディア・ライツ事業で、同事業では「ネオロマンス・フェスタ12」「真・三国無双 声優乱舞2011秋」「ネオロマンス・ライヴ2011 Autumn」を開催したほか、『100万人の金色のコルダ』をリリース。しかし第3四半期以降のタイトルの開発費が先行したことから売上高5億900万円に対して1億9100万円の損失を計上しています。

通期の業績予想は売上高350億円、営業利益50億円、経常利益65億円、純利益36億円を据え置いています。
《土本学》
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