「Nite to Unite」ではブリザードの共同創業者でCEOのMike Morhaime氏に、業界に多大な貢献があった人に贈られるESA Champion Awardが授与されました。同氏は世界的なデベロッパーとなったブリザードの経営とMake-A-Wish Foundationへの長年に渡る支援が評価されました。過去の受賞者には任天堂の宮本茂氏、SCEの久夛良木健氏、マイクロソフトのロビン・バック氏、ルーカスアーツのジョージ・ルーカス氏らがいます。
またイベントにはユービーアイソフトの米国法人のLaurent Detoc社長、スクウェア・エニックス米国法人のMike Fischer社長、コナミデジタルエンタテインメントの米国法人のShinji Hirano社長らが出席。IDGとGameProがスポンサーしました。
「ゲーム業界の支援を背景にして我々ESAは過去1200万ドルを超える寄付を行なってきました。これは想像力豊かな子供たちを支援するという我々の目的を体現するものです。この支援によりビデオゲームの教育利用や明日の業界を担う子供たちに必要な教育を与えることができるでしょう」とESAのMichael D. Gallagher代表は述べています。
ESA財団の支援は、ブラウン大学におけるゲームデザインを生かしたアフタースクールプログラムの作成、米国科学者連盟でのゲームを利用した化学学習のサポート研究、HopeLab財団でのゲームを使ったガンに関する学習、iCivicsにおける市民活動とリーダーシップに関するゲームを使ったプロモーション、子供の教育やスカラーシップを実施するタイガー・ウッズラーニングセンター財団への支援、スミソニアン美術館における企画展「The Art of Video Games」の支援、などが含まれます。
編集部おすすめの記事
ゲームビジネス アクセスランキング
-
それは“絶望の一週間”―『シノアリス』のエンジニアがサービスイン時の混乱を語る【CEDEC 2018】
-
令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】
-
任天堂ミュージアムに行ってきました!
-
「サムスの性別は決まっていなかった」「2Dメトロイドは機会があれば」任天堂坂本氏が『メトロイド』を語る
-
『FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア』を支える中国のデベロッパー・・・バーチャスインタビュー(後編)
-
全世界で愛されているAndroidエミュレーター「NoxPlayer 」をTGSで体験!至れり尽くせりな機能が嬉しい
-
発覚!元任天堂広報H氏2度目の転職
-
【LEVEL5 VISION 2008】大規模クロスメディア展開は『イナズマイレブン』(3)
-
バンダイナムコ、リストラに応募が集まらず・・・期間を延長して実施
-
【レポート】進化を続けるLive2Dの現状と未来…「2Dと3Dのいいとこ取りを目指す」