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懐かしの任天堂ゲーム機・ソフト、オークション落札の最高額は? ― オークファンによる調査結果

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オークファンは、国内最大級のオークション一括検索・比較サイト「オークファン」における「懐かしの任天堂家庭用ゲーム機」についての取引状況に関する調査結果を発表しました。

調査対象となった「懐かしの任天堂家庭用ゲーム機」は、ファミリーコンピュータ(ファミコン)、スーパーファミコン、ゲームボーイ、NINTENDO64(ニンテンドウ64)、ゲームキューブの5機種です。

■任天堂ゲーム機本体シリーズ 落札数・平均落札額推移
(調査期間:2011年5月28日~2011年8月29日)

・ファミコン(発売年:1983年 定価:14,800円)
平均落札額:3,382円 落札数:1,722件 落札率:36.57%

・ゲームボーイ(発売年:1989年 定価:12,800円)
平均落札額:2,320円 落札数:879件 落札率:41.33%

・スーパーファミコン(発売年:1990年 定価:25,000円)
平均落札額:2,163円 落札数:2,279件 落札率:34.51%

・NINTENDO64(発売年:1996年 定価:25,000円)
平均落札額:2,423円 落札数:1,750件 落札率:49.99%

・ゲームキューブ(発売年:2001年 定価:25,000円)
平均落札額:2,808円 落札数:983件 落札率:47.26%

調査の結果、懐かしのゲーム機で最も平均落札額が高かった商品は、ファミコンで平均3,382円となっていたそうです。発売から約30年以上経った今でも1ヶ月に550台以上が取引されていることが分かりました。

また、スーパーファミコンは平均落札額と落札率が最も低いという結果が出ている反面、落札数は他を500件以上引き離した結果となっています。これは、故障なく現役で動作するものが比較的手に入りやすいこと、現在でもオリジナルそのままに近い形で移植されるような完成度の高い人気ソフトを数多く輩出していること、更にはテレビとの接続にRCA端子が採用されていることから現在のテレビ周りの環境でもスムーズに使用できることなど、さまざまな要因が考えられます。

■任天堂ゲーム機本体シリーズ 落札数動向推移
(調査期間:2009年8月2011年7月)

※グラフ参照

落札数動向では、年末に落札数がほぼすべての機種において上昇しています。しかしファミコンの落札数は下降気味であることがわかりました。

平均落札額の最も高いファミコンの過去2年間最高高額落札は50,000円で、定価の14,800円を3倍も上回る結果となりました。さらにファミコンカテゴリに「ジャンク品」キーワードを追加しての最高落札額を調査したところ、48,500円とほぼ新品と変わらない価格で取引されていることが分かりました。「レア物」であれば、ジャンク品でも高値で取引されていることが分かります。

また、ファミコンソフトにおける高額落札商品は以下の通りになりました。

■ファミコンソフト高額落札額ランキング
1位 激レア キン肉マン ゴールドカートリッジ 落札価格600,000 円
2位 【レア】FCモンスターパーティー【未発売】 落札価格483,000円
3位 FC SUPER MARUO スーパーマルオ 落札価格334,300 円
4位 ドラゴンボールZ強襲!サイヤ人 ゴールドカートリッジ 非売品 落札価格302,000円
5位 「激レア」非売品 バイナリィ ランドゴールドカートリッジ 落札価格253,000円

カセットの配色が金色に施された「ゴールドカートリッジ」や営業用サンプルの「未発売」などのプレミアがつくソフトがオークションで高額で取引されているようです。

その中で一際目立つ見慣れないタイトル「SUPER MARUO」は、電話注文など限られた方法で購入できた任天堂非公認のファミコン初のアダルトソフト。タイトルからもご想像通り、任天堂により発売から間もなく注意を受けて販売が中止された幻のタイトルです。今回の調査期間外では50万円前後で取引されたこともあるようです。

大量のカセットを出品するケースでも高額落札が見受けられ、中には一度に1000本以上のカセットを販売したものが約40万円で取引されるケースもあったそうです。

■大量カセット出品で高額落札の例
・ファミコン ほぼフルコンプ 1047本+非売品 落札価格421,100円

調査では懐かしのゲーム機は時間とともに落札数が若干少なくなっていきますが、その分希少価値も高まり平均落札額が高くなっていく傾向だったようです。

オークファンは、個人のタンスに眠っていたファミコンカセットなどがネットオークションの普及により、広く世の中に注目される仕組ができていると考えられ、今回の調査結果は「本人にとっての不用品が他人にとって非常に価値ある商品」となるオークションの典型的な例であると考察し、今後も懐かしのゲーム機がオークションで一定の市場規模を保っていくと予測しているようです。

インターネットを利用して過去の人気ゲームを配信するケースも増えており、オリジナルの本体やソフトが不要になって、クローゼットなどの奥へしまい込まれていることも少なくありません。そういったものを、価値を理解して大切にしてもらえる人に、正しい価値で譲ることで、互いにWin-Winになれることがオークションの利用法として理想的であると思います。
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》

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