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ニンテンドウ64、生誕15周年を迎える

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ニンテンドウ64
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1996年6月23日にニンテンドウ64が発売されてから今日で15年を迎えました。

ニンテンドウ64は、スーパーファミコンの後継機として発売された64ビットCPU搭載の家庭用ゲーム機。コードネームは「プロジェクト・リアリティ」と呼ばれ、プレイステーション、セガサターンの発売から1年半遅れて発売されました。

任天堂の据置型ゲーム機の中ではROMカセットを採用した最後ゲーム機でもあり、ロード時間を気にせず快適にゲームを遊ぶことが出来ます。さらに、コントローラポートを標準で4つ搭載している為、4人で遊ぶゲームが非常にたくさん登場したのもこの頃からです。

三ツ又が特徴のニンテンドウ64コントローラは、「レフトポジション」「ライトポジション」「ファミコンポジション」3種類の持ち方が可能。殆どのゲームは3DスティックをメインにAボタン&Bボタン&Cボタンユニットが押しやすいライトポジションを採用しており、レフトポジションを使ったゲームは殆どありません。ファミコンポジションは十字ボタンをメインに使うゲームで使われました。

コントローラの裏側には拡張端子部があり、セーブデータなどを記録する「コントローラパック」、振動機能を追加する「振動パック」、ゲームボーイソフトと連動する際に使う「64GB」パック、脈拍センターを使って遊ぶ「バイオセンサー」などで使いました。







同時発売ソフトは、『スーパーマリオ64』『パイロットウイングス64』『最強羽生将棋』の3本。しかし、それに続くソフトが無く、『ウェーブレース64』発売までの3ヶ月間は新作が全く発売されない状態となりました。そして年末に『マリオカート64』が発売。タイムアタック大会や、店頭大会なども多く開催され、ニンテンドウ64本体普及に大きく貢献しました。



『マリオカート64』を夢中で子供の頃プレイした人は多いのではないでしょうか。大会では景品としてゴールドカラーのコントローラがプレゼントされましたね。



1997年4月、『スターフォックス64』が発売。家庭用ゲーム機初の振動パックに対応し、コントローラに装着することで、臨場感あるゲームプレイを楽しむことが可能に。また、世界で最も売れたシューティングゲームとして、ギネス記録にも残りました。

後に発売される家庭用ゲーム機は、全てコントローラに振動機能搭載は標準化されます。
(2011年7月14日、『スターフォックス64 3D』として発売予定)



1997年8月、英国レア社が作った『ゴールデンアイ 007』が発売。ニンテンドウ64を代表する名作の一つとして今でも根強い人気を誇っています。4人対戦の定番ゲームですね。
(2011年6月30日、Wiiでリメイクされた『ゴールデンアイ 007』発売予定)



1998年7月、『F-ZERO X』発売。『1080° スノーボーディング』から半年ぶりの新作として発売。64DDに接続することで、エディットモードや追加コースが拡張される『F-ZERO X エクスパンションキット』を使った遊びも提案。ROMカセットと64DDディスクが連動して遊べるゲームはこの1本だけ。



1998年8月、『ポケモンスタジアム』発売。これまでモノクロ画面のドット絵で遊んでいたポケモンが初の3Dポリゴンになって大暴れ。64GBパックを接続することで、ゲームボーイで育てたポケモンが使える新たな遊びが登場。家庭用ゲーム機と携帯ゲーム機が連動した初めての試みでもあり、その後発売されたゲームキューブとゲームボーイアドバンス、WiiとニンテンドーDSに引き継がれていきます。
当初は64DDで発売する予定だったのをカセットに変更した為、使用ポケモンがたったの40体と限定されていた為、追加ディスクで151匹を使えるようにする予定でしたが、64DDの発売が遅れている為、『ポケモンスタジアム2』で151匹対応した新作が発売されることになります。
(その為、海外では『ポケモンスタジアム2』が1作目扱いに)



1998年11、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』が発売。延期に延期を重ね、満を持して発売。ゼルダ人口600万人と大きく新聞に載ったことも。64DDに接続すると、ダンジョンの難易度が上がった裏ゼルダが遊べる予定でしたが、64DD販売が不振の為、完成したのにもかかわらずお蔵入りに。これはのちに発売される『ゼルダの伝説 風のタクト』の予約特典ディスクに収録され、配布されました。
(2011年6月16日、ニンテンドー3DS『ゼルダの伝説 時のオカリナ3D』として再登場)

1999年1月、『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』が発売。今ではすっかり任天堂ハードのキラータイトルとなった『スマブラ』ですが、当時はハード後期に発売。『ゼルダの伝説 時のオカリナ』と共にハードを大きく牽引しました。4人で遊ぶ定番ゲームの1つですね。





1999年はハードとしても成熟し、『ポケモンスナップ』『ポケモンスタジアム2』『マリオゴルフ64』『オウガバトル64』『カスタムロボ』『ドンキーコング64』など、新作が続々と発売されました。



1999年12月~、予定からかなり遅れて64DDが登場。ランドネット会員限定で販売する特殊な販売方法だった為、会員数が伸びず1万5000人程度で留まってしまい、1年で終了。ソフトは本体購入時に6本含まれていて、定期的に配布する形でユーザーの手元に送られました。また、一部ソフトはオンライン販売が行われましたが、生産数そのものが少なく、非常に入手困難になってしまいました。
(※『巨人のドシン 解放戦線チビッコチッコ大集合』『日本プロゴルフツアー64』)



『タレントスタジオ』では、ニンテンドウの山内社長(当時)がサンプルムービーに出演。本人の音声を収録してゲームに登場するのは本作だけ。色んな意味で貴重なソフトにもなりました。



64DDソフト『ポリゴンスタジオ』で作ったポリゴンを使ったミニゲームの一つ「サウンドボンバー」は『メイドインワリオ』の元にもなっており、ワリオにかなり影響を与えたソフト。今ではワリオと言えば=『メイドインワリオ』という程まで定着しました。

『巨人のドシン1』は、ゲームキューブ発売後早々に移植されました。



2000年に入ると、コードネーム「ドルフィン」と呼ばれる後継機が発表され、ニンテンドウ64は徐々に勢いを失っていきます。春に『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』、夏には『マリオテニス64』と『マリオストーリー』、さらに2色のピカチュウニンテンドウ64も発売されました。年末は『マリオパーティ3』『ポケモンスタジアム金銀』などがリリースされました。

2001年になると、ゲームキューブソフトの開発にシフトしていくゲーム会社がほとんどで、新作はたった6本しか発売されませんでした。しかし、任天堂が最後に発売した『どうぶつの森』が女性を中心に口コミでヒット。時計機能付きカセットは生産が難しく、プレミア価格になったことも。数回再生産が行われましたが、ゲームキューブで『どうぶつの森+』が発売されることに伴い、生産を終了。ゲーム中にファミコンゲームがいくつか遊べることでも話題になり、これがバーチャルコンソールの原点ともいえるでしょう。

なお、最後に発売されたニンテンドウ64ソフトは、ハドソンの『ボンバーマン64』でした。



海外では2001年に『DR.MARIO64』や『Conker's Bad Fur Day』など新作がいくつか発売されましたが、日本では見送られました。
(『DR.MARIO64』はゲームキューブソフト『ニンテンドーパズルコレクション』に収録)

こうして、約5年でニンテンドウ64の歴史は幕を下ろしました。

あれから15年、『スーパーマリオ64』は現在の3Dマリオの原点となり、『パイロットウイングス』シリーズの新作はニンテンドー3DSで復活。『ゼルダの伝説 時のオカリナ』『スターフォックス64』『ゴールデンアイ 007』はこの夏まとめて現行機でリメイクされます。

ニンテンドウ64のゲームは数こそ200本程度で多くありませんでしたが、面白いゲームが揃っていました。

現在はWiiのバーチャルコンソールでその一部を遊ぶことが出来ます。15周年を迎えたということで、久々に遊んでみるのもいいかもしれませんね。
《まさと》

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