退社の理由は明確にされていないものの、稲舟氏はカプコンでの23年間のキャリアを振り返り、「開発としてはカプコンの頂点を極めた。もう昇る階段はそこにはない」「優雅にこの椅子に座り、この業界の重鎮になることも良かったのかもしれない。でも、俺には出来なかった」と説明。
「人生をやり直すつもりで俺はカプコンを卒業するよ。そこには上に向かう階段が見えるから。休んでる場合じゃなく、その階段を一歩一歩大事に進んでいくよ。俺はいつまでも階段を昇り続ける人生が似合ってるよ」などと今後の展望について語っています。
稲舟氏は、先日発売された『デッドライジング2』の他にも、『ロックマン DASH3 PROJECT』、『メガマン ユニバース』、『DmC: Devil Cry May』など数多くの新作タイトルを監修していました。
具体的な退社時期、後任人事など今後カプコンから正式な発表があるのを待ちたいところです。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
ゲームビジネス アクセスランキング
-
マリオの1コインは370万円の価値あり!? ドルより強いゲーム通貨
-
【DEVELOPER'S TALK】据え置き機から携帯ゲーム機へ~追加要素満載でリメイクされた『ペルソナ3ポータブル』開発陣に聞く
-
「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー
-
ND CUBE、元ハドソンを中心に『Wii Party』を開発
-
株式会社ディンゴが倒産、編集部でも確認―代表作は『フォトカノ』『初音ミク -Project DIVA-』
-
【レポート】「CEDEC+KYUSHU2016」日野晃博氏による開幕講演…九州のゲーム開発者よ、オリジナルIPを開発しよう!
-
海外ゲーマーが選ぶゲームの悪役ベスト25−栄光のトップは一体だれ?
-
マリオファクトリー南柏店レポート
-
海外サイトが選ぶ「ゲームの政治家トップ10」−1位はやっぱり……?
-
任天堂代表取締役 岩田聡氏による基調講演「ファミコンから20年:ゲーム産業の今とこれから」 概要