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北朝鮮と反乱軍の戦いを描く『Homefront』マルチプレイモード初公開

北朝鮮の世界侵略という架空の近未来を描くKhaos Studiosの新作FPS 『Homefront』にはマルチプレイが実装されます。

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北朝鮮の世界侵略という架空の近未来を描くKhaos Studiosの新作FPS 『Homefront』にはマルチプレイが実装されます。



これまでシングルプレイに関する情報しかありませんでしたが、TGS開催中に行われたTHQの新作展示会でマルチプレイモードの情報が初公開。32人のプレイヤーが同時に参加できるなど大規模な対戦をフィーチャーしたその詳細をお伝えします。



キム・ジョンイルの死後、後継者となったキム・ジョンウンが韓国を吸収し大朝鮮連邦(Greater Korean Public)を結成、核兵器で武装した勢力で日本を支配下に置き、経済破綻や資源不足に苦しむ米国へ侵略を果たすという世界背景を持つ本作。マルチプレイでも占領下の米国本土を舞台に、プレイヤーが朝鮮連邦軍(KPA)または米国レジスタンス軍のいずれかを操作することになります。

『Homefront』のマルチプレイではオープンフィールド風のマップを舞台に最大で32人(16対16)のプレイヤーが同時に参加可能。“Battle Point”という経験値風のポイントシステムや、“Ground Control”と呼ばれるマップの侵攻システムにより、一般的な歩兵戦からやがて戦車や戦闘ヘリを使ったスケールの大きい戦いに発展していく“エスカレートする戦場”に身を置くことができます。

各プレイヤーは、敵を倒す、仲間を助ける、目標地点に到達するといった行動によりBattle Pointを稼ぎ、集めたポイントを消費して新たな兵器を購入することが可能。RPGや無人戦闘ドローンといった兵器は比較的少ないポイントで手に入るものの、戦車や戦闘ヘリになると大量のポイントが必要になるため、戦況に合わせて慎重に購入する兵器を選ぶ必要があります。また、兵器の購入は十字キー(D-pad)の入力だけで簡単に行える他、リスポーン画面で車両を購入するオプションも存在。

本作でもう一つ革新的な要素だというのが、“Ground Control”なるシステム。各陣営はまず歩兵戦用のマップで3つの拠点の支配権を巡って争い、いずれかのチームが特定ラウンドに勝利すると、全く新しい次なるマップへ侵攻します。各マップはそれぞれ異なる地形や戦略を持ち、後半のマップではラウンド数が増加、戦闘車両をはじめ強力な兵器が使用可能になります。

さらに今回詳しい情報は明かされなかったものの、プレイヤーキャラクターには重火器、ステルス、スナイパーといったクラスが存在、使用兵器は自由にカスタマイズが可能で、何らかのアンロック要素も用意されるとのこと。

プレゼンテーションが行われた会場では32台のデモ機が設置され、実際に2つのマップに渡って大人数のマルチプレイを体験することが可能でした。非常に広いマップを採用しているためか、スクリーンショットやトレイラー映像に比べるとグラフィックはやや粗い部分があったものの、まだ最終的なビジュアルに辿り着いていないプレアルファバージョンとのことで、今後どこまでクオリティーアップできるか楽しみです。

『Homefront』は、海外で2011年初頭にリリース予定。リニューアルされたオフィシャルサイトでもトレイラーや世界観の情報が掲載されているので興味を持った方はチェックしてみましょう。
《谷理央》
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