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【CEDEC 2010】ニフティクラウドを用いたオンラインゲーム・ソーシャルアプリの活用

ゲームビジネス 開発

【CEDEC 2010】ニフティクラウドを用いたオンラインゲーム・ソーシャルアプリの活用
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ニフティ株式会社 上野貴也氏のPRプログラムスポンサーセッション「ニフティクラウドを用いたオンラインゲーム・ソーシャルアプリの活用事例」では、2010年1月よりサービスが開始された『ニフティクラウド』の紹介が行われました。

ニフティ株式会社 上野貴也氏


クラウドサービスは、インターネットを介して、雲のように構成/連結されたサーバーを利用して大がかりな処理を安価で行えるサービスです。

ゲーム関連では、PCオンラインゲームなどでは、パブリッシャーが自社でサーバーを保有し、データセンターにサーバーを設置するラックを確保、サービスを提供するといった流れがありますが、クラウドサービスでは、プロバイダーなどインフラ提供会社に設置されているサーバーを間借りして利用するといった形式になります。

上野氏によると「サーバーコンピュータ処理はネットワークを通じてサービスを提供していくクラウドの時代になっており、サービスとして利用できるようになっていたが、クラウドコンピューティングは様子見から実用の段階に入ってきたのかなという流れになってきた。」との見解が語られていました。

ニフティクラウド概要


ニフティクラウドは、ニフティのファシリティだったが、自社サービスのためだけではなく、外部のユーザーにも利用できるようにするために、Webブラウザ上の操作だけで、サービスを管理・利用できるようになっています。

サーバーにインストールできるOS、ミドルウェアは利用者が自由に触れるようになっているほか、管理者権限であるrootは自由に触れため、好みのパッケージをインストールすることが可能なそうです。

現在ゲーム業界では賑わっているソーシャルアプリの拡大によりmixi、モバゲー、GREE、Facebookといった市場の拡大を感じる

スクウェア・エニックスフジテレビスマイルラボ


現在、同サービスでは、Yahoo!で提供されているスクウェア・エニックスの『戦国IXA』、フジテレビの『イマつぶ』、スマイルラボの『ニコッとタウン』、DeNAのモバゲーで提供されているインフラパートナーなどが『NIFTY Could』利用されています。

利用方法はそれぞれ異なり、たとえばサーバー分割型の『戦国IXA』では。ワールド1、2、3など、各ワールドがおかれており、それぞれのワールド単位で広がっていくという部分を柔軟に対応。またフジテレビの『イマつぶ』では、Twitterに近いサービスであり、番組放映中に芸能人に応援メッセージを送るなどといった、番組の連動などで使用。突然やってくるといったトラフィックに対して、クラウドサービスを使うことで、柔軟に対応しているそうです。現在160のサービスが稼働しています。

クラウドサービスの利点としては、通常はラックの場所やサーバーの手配、構築などで1、2か月を要するリードタイムの短縮。最大トラフィックを想定した設計による過剰投資を回避したり、逆に過負荷による機会損失を被るといったことの回避。システムの構築後であっても構成変更、撤退が容易に行えるといったことがあるそうです。

利用料金は、時間オンデマンドで行われており、サーバーがアクティブであれば12円/1時間、休止中であれば5円/1時間となっており、ハードディスク容量の増強、メモリ、CPUの追加などで料金は変動します。また、利用料金を月額定額に変更することも可能です。

他社との違いでは、物理サーバの高負荷時、オンライン状態でのマイグレーション、サーバーの2重化、インフラ機能の強化などが実施されているとのことです。

今後は仮想マシンのコピー機能や、テンプレートの保持、オートスケーリング、VPN対応なども順次対応され行く予定とのことです。
《鬼頭世浪》

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