同CMは『HEAVY RAIN』のインタラクティブ性を表現したもので、4本のCMから構成されています。武装強盗が店主を脅すシーンに3つの選択肢が出現する・・・というのが最初の1本で、その後を選択肢ごとの3バージョンのCMで追っていくというユニークな試み。「強盗を止めようとするも自分が撃たれる」「強盗の頭をビンで殴る」「強盗を説得する」という、ゲームを遊んだ人ならピンとくるシチュエーションが用意されています。
ASAには「子供が暴力描写を含むCMを見る可能性がある」「暴力を美化している」「実際に良く似た強盗事件が起こった時に放映されており不快感を覚えた」といった苦情が寄せられました。
Sony Computer Entertainment UKは「暴力を美化する意図はなかった」「強盗事件との符合は偶然であり、予め知る方法はなかった」と主張。これが認められ、CMは特におとがめなしとなりました。
これまでもASAはゲームやIT関連の広告に厳しい対応をとってきました。
『コンデムド2』『Kane & Lynch: Dead Men』のCMに暴力描写があるとして放送を差し止め、iPhoneのCMにおける「インターネットの全てにアクセスできる」というフレーズが誇大広告であるとして放送を中止させるなどしています。
今回の件はメーカー側の主張が認められた形になり、関係者としてはほっと一息といったところでしょうか。
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