人生にゲームをプラスするメディア

カプコン、平成22年3月期業績を発表・・・タイトル延期で苦戦

カプコンは、平成22年(2010年)3月期 通期業績を発表しました。

ゲームビジネス 市場
カプコンは、平成22年(2010年)3月期 通期業績を発表しました。

それによれば、売上高668億3700万円(前年度比△27.3%)、営業利益55億5700万円(△61.8%)、経常利益55億3000万円(△59.9%)、純利益21億6700万円(△73.1%)と大型タイトルの延期や苦戦などがあり減収減益となりました。

主軸のコンシューマー用ゲームソフト事業で『モンスターハンター3(トライ)』を新たに発売し、『モンスターハンターポータブル 2nd G』が引き続き伸びましたが、『ロストプラネット2』や『スーパーストリートファイターIV』、『モンスターハンター3(トライ)』(海外版)の発売延期や一部タイトルの苦戦があり前年を大幅に下回りました。

アミューズメント関連事業においては、来期以降の効率的な事業体制構築のため、事業再構築費用として特別損失を計上しています。一方で、移転価格税制に関する日米税務当局の合意により法人税の還付がありました。

コンテンツエキスパンション事業では、携帯電話向け『逆転裁判4』が好調だったほか、iPhone/iPod touch向け『バイオハザード ディジェネレーション』が堅調でした。遊技機では『ビューティフルジョー』や『新鬼武者』が健闘しました。黒字転換を果たしています。

キャラクター関連のライセンス事業は堅調でした。

今期は大型タイトルの投入を予定し、売上高950億円、営業利益150億円、経常利益140億円、純利益80億円を見込みます。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 任天堂が65歳定年制を導入

    任天堂が65歳定年制を導入

  2. 9割がお蔵入りする個人制作ゲーム、完成させる秘訣は - IGDA日本SIG-Indie研究会レポート

    9割がお蔵入りする個人制作ゲーム、完成させる秘訣は - IGDA日本SIG-Indie研究会レポート

  3. 「モーションポートレート」で表情豊かに・・・コンパイルハート『アガレスト戦記ZERO』インタビュー

    「モーションポートレート」で表情豊かに・・・コンパイルハート『アガレスト戦記ZERO』インタビュー

  4. USJのVRジェットコースター「XRライド」がヤバ過ぎる…レールのない空間を走り、前振りなく急落下する

  5. 目黒将司×LAM 無二の個性派クリエイター対談-「目黒サウンド」「LAM絵」と称される“キャッチーさ”はどう育まれた?

  6. 任天堂、ロゴを変更?

  7. 物理ベースでの絵作りを通して見えてきたもの/アグニのデザイナーが語るリアルタイムワークフロー・・・スクウェア・エニックス・オープンカンファレンス2012

  8. 「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー

  9. 【ゲーム×法律】ゲームの利用規約違反で制裁、どこまで許される?

アクセスランキングをもっと見る