『HEAVY RAIN -心の軋むとき-』のディレクターを務めたQuantic DreamのDavid Cage氏はIndustryGamerのインタビューに対し「『Heavy Rain』への評価は極端なものになると思ったが、373のレビューが10満点で9点をつけている。興味深いのは主流派のマスコミも反応していること。こうした人々は通常、暴力中毒のゲームに関して語るだけだが、『Heavy Rain』についても語ってくれた。ゲームが本当に独創的で革新的だったからだ」とコメントしています。
IndustryGamer:「ソニーがPlayStation Moveの目標の一つとしているのはWiiユーザーのいくらかを捕らえることですが、Wiiユーザーから新たにゲーマーになった人が『Heavy Rain』のようなゲームをすると思いますか?」
David Cage氏:「そうなら良いと思っている。多くの新人ゲーマーは『Wii Fit』を遊ぶためにこの世界へ入ったが、彼らは『Heavy Rain』のようなゲームに飛びつくだろうか?私にはよく分からない。
プレイステーション3を買うのをためらう多くの人々がいるが、それはブルーレイプレイヤーを持っているから。彼らは多分『Heavy Rain』のようなゲームを求めているが、それは映像体験に近いからだ」
自作『Heavy Rain』は映像体験に近いものを求める人々にアピールするが、『Wii Fit』を遊ぶような人々はゲームに求めるもの自体が異なるので、『Heavy Rain』が受け入れられるかどうかは分からない……とするのがCage氏の意見の模様。
氏の考察が正しければライト層は遊びの動機そのものが異なっているということになりますが、これを上手く取り込みつつコア層へアピールする方法が分かれば現在のゲーム界を制することができるのかも知れません。
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