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「音ゲーは特許の地雷原」-ゾンビをギターで倒す『Rock of the Dead』開発秘話

2010年3月10日(水) 15時15分

ゾンビをギターで倒すWii用ゲーム『Rock of the Dead』は「特許の地雷原」を縫うような開発だったそうです。

Epicenter Studiosの『Rock of the Dead』はギターの力でゾンビと戦うゲーム。音楽ゲーム用のギターコントローラーに対応、決められたフレーズを弾くことで魔物を撃退します。



普通の音楽ゲームは音符が垂直に落ちてきますが、『Rock of the Dead』では音符が水平に並びます。この形式は苦労の末に編み出されたものだそうです。

同作を手がけるBryan Jury氏はこれを「音符のハイウェイ」と呼びます。
「音符がスクロールしてくる方式は特許の地雷原みたいなものだ。垂直に音符が落ちてくるやり方は、実は他の会社が特許を所有してるんだ。僕らはゲームを作るクリエイターとして失望したが、法制度に則ったゲームシステムを作った。水平に動く形式を作り出して解決したんだ」

音楽ゲームは特許の塊のようなものですが、敢えてそこに踏み込むからには相応の覚悟がいるようです。「特許の地雷原」という表現が危険性を示しているといえるでしょう。

ギターコントローラーが必要な『Rock of the Dead』ですが、Jury氏には周辺機器を売る計画はないようです。「僕らはハードウェアを売ろうとしてるんじゃない。新しいジャンルのちょっとした経験を提供しようとしてるんだ」

なお、本作ではバッハやビゼー、ブラームスといったクラシック音楽のロックバージョンが収録されるとのこと。既存の曲を使うことで、ゲームの印象が薄れることを防ぎたいとの見解を明らかにしています。

Jury氏は自作が『ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド』から影響を受けていることを認めていますが、ギターコントローラーを使うことでゲーム体験は大きく変化することになりそうです。

『Rock of the Dead』は2010年夏発売予定とのこと。日本での発売はアナウンスされていないのが残念なところです。

(Article written by 水口真)

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