人生にゲームをプラスするメディア

コーエーテクモ、中間持株会社コーエーテクモゲームスを設立

コーエーテクモホールディングスは、来年4月を目処に、傘下のコーエーとテクモ及び海外の開発子会社6社の上に、ゲーム事業を統括する中間持株会社コーエーテクモゲームスを設立する組織改編を行うと発表しました。

ゲームビジネス 市場
コーエーテクモホールディングス 松原健二社長
  • コーエーテクモホールディングス 松原健二社長
コーエーテクモホールディングスは、来年4月を目処に、傘下のコーエーとテクモ及び海外の開発子会社6社の上に、ゲーム事業を統括する中間持株会社コーエーテクモゲームスを設立する組織改編を行うと発表しました。

同時に、現在はコーエー傘下のゲーム流通を担うコーエーネットをコーエーテクモネットとした上でホールディングスの直下に、現在はテクモ傘下でアミューズメント施設運営のテクモウェーブをコーエーテクモウェーブとした上でホールディングスの直下に置きます。それぞれの傘下にある海外販社もホールディングスの直轄となります。

コーエーテクモゲームスはパブリッシャー機能(事業推進、広報宣伝、デザイン制作、業務機能等)、ゲーム開発における共通機能(技術研究、CG制作、BGM制作、マニュアル制作、海外開発、品質管理等)、攻略本出版事業を担当し、傘下のコーエーとテクモはゲームソフトの開発、オンラインゲーム・モバイルコンテンツの開発・運営に特化します。

コーエーテクモウェーブでは、グループのメディア・ライツ、スロット・パチンコ、アミューズメント施設運営の機能を統合します。コーエーテクモが保有する資産を幅広い分野に活用していく中心的な役割を果たすことになります。なお、現在テクモウェーブにはテクモ以外の少数株主がいますが、100%子会社化が行われる予定です。

コーエーテクモネットでは、国内の営業・販売統括を行います。既にテクモ商品でもコーエーネットでの流通を行っているとのことです。

加えて、グループの総務・人事・財務経理、情報システムをホールディングスに統合、さらなる効率化とコスト管理を徹底化していくとしています。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 『FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア』を支える中国のデベロッパー・・・バーチャスインタビュー(後編)

    『FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア』を支える中国のデベロッパー・・・バーチャスインタビュー(後編)

  2. 任天堂がマイクロソフトにレア社を売却した経緯とは・・・3億7500万ドル巨額買収の裏側

    任天堂がマイクロソフトにレア社を売却した経緯とは・・・3億7500万ドル巨額買収の裏側

  3. コンプガチャはなぜ駄目か? ソーシャルゲーム今後の争点

    コンプガチャはなぜ駄目か? ソーシャルゲーム今後の争点

  4. USJのVRジェットコースター「XRライド」がヤバ過ぎる…レールのない空間を走り、前振りなく急落下する

  5. 【CEDEC 2010】田中宏和氏が語るゲーム音楽、横井軍平、宮本茂

  6. ゲーム開発者はコミュニティを通して自分を磨くべき・・・IGDA日本理事・松原健二氏が学生向けに語った基調講演

  7. レア社の創業者であるスタンパー兄弟が退社

  8. イギリス人が選ぶ歴代トップ100ゲーム―マリオシリーズが圧倒的

  9. 元カプコン・クローバーの面々が集結、SEEDS株式会社

  10. 米国任天堂の様々な規制−服を着せる、ウォッカをソーダに、血を削除……

アクセスランキングをもっと見る