TOP >> その他 >> 全般 2009年12月10日(木) 10時22分

『ゴッド・オブ・ウォー』の作者がオーストラリアのレーティング機関を批判-「クリエイターには何もできない」

『ゴッド・オブ・ウォー』のDavid Jaffe氏は、オーストラリアのレーティング機関を批判します。

『ゴッド・オブ・ウォー』は荒々しいバイオレンス表現で知られるアクションゲームで、暴力的な内容であると批評されたことも少なくありません。
ゲームデザインを担当したJaffe氏は、メルボルンで行われたGame Connect Asia Pacificの会場において「政府機関が“暴力的に過ぎる”といったら論争すら許されない。もしもあなたが大人向けゲームを作っているとしたらできることはほとんど無い。ゲーム内容をカットしたくないというならば、あなたは政府を相手取ることになる。大人向けゲームに対する認識は矛盾しており、人々はこれを子供の玩具と同じだと見ている。ふざけたことだ」とコメントしています。

オーストラリアはゲームの暴力表現に対して特に厳しく、レーティングが15歳未満販売禁止の「MA15+」までしか存在していません。
先日も『Left 4 Dead 2』が分類拒否された後に暴力表現をマイルドにしてやっと審査を通過、『Aliens vs. Predator』も分類拒否され、デベロッパーが「描写をマイルドにしたバージョンを作る気はない」と発言して話題となっています。

Jaffe氏は、大人向けゲームであることを認識した上であれば適切なレーティングを行えるという考えのようですが、南オーストラリア検事総長であるMichael Atkinson氏は「確かに選択の余地は少なくなるが、子供と傷つきやすい大人を守るためのものであり、私の意見では小さな犠牲を払うだけの価値はある」と発言しています。

レーティングで守られるべきは見る権利か、見ない権利か。大きな問題ではありますが、分類拒否された場合にクリエイターの執れる手段が少ないとするJaffe氏の指摘には大きな意味があるのではないでしょうか。



インタレストマッチ 広告の掲載について

(Article written by 水口真)
関連記事

オーストラリアのゲームレーティングはまだまだ波乱を呼びそうです。

オーストラリアではゲーマーが遂に立ち上がるようです。

大手メーカー優位は変わらず!? Appleが2009年のiPhone人気ゲームランキングを発表

AppleはiPhone/iPod touch向けのダウンロードサイトApp Storeでの、人気ゲームをまとめた「Best of 2009」リストを発表しました。リストはトップセラー(販売数)とレビ...

徳島で『ドラクエIX』すれ違い通信を使った地域活性化イベントが12月13日開催

徳島市中心部にある東新町商店街にて、中心市街地活性化企画「ドラゴンクエスト9すれちがいフェスin徳島市しらないだれかがあらわれた!▼東新町の宿」が12月13日に行われます。

Mobile Entertainment Newsによれば、1000タイトル以上をiPhoneのApp Storeで配信していたMolinkerのアプリケーションが全て削除されたということです。




[PR]インサイド楽天