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【TGS2009】「iPhoneはTGSの隠れた目玉」-iPhoneが見せるゲームの未来とは?

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【TGS2009】「iPhoneはTGSの隠れた目玉」-iPhoneが見せるゲームの未来とは?
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携帯ゲーム機の躍進が目立つ東京ゲームショウ(TGS)2009。iPhoneはアップルによる「ゲーム機宣言」でニンテンドーDSやPSPに続く勢力となりそうですが、その魅力を語る「iPhoneから見たゲームの未来」というステージが開催されました。

司会を務めるのは「GAP研究会」の発起人である林信行氏。「GAP研究会」は、iPhoneなどGAP(Global Advanced Phone)に関する勉強会を行う団体です。

林氏は、海外では携帯アプリの認知度が非常に高いと解説。特にiPhoneは独自の機能を使ったアプリに加え他機種からの移植もあり、「携帯・PC・携帯ゲーム機など3つのゲーム世界のイイところ取り」であると定義します。

普及台数は魅力の一つ

iPhone及びiPod Touchを合わせると販売台数は5000万台を越えており、アプリの好調な売れ行きから「海外メディアでは“21世紀のゴールドラッシュ”と言われている」と現状を解説。

さらに『スーパーモンキーボール』のニンテンドーDSやPSPといった携帯ゲーム機版とiPhone版の価格差を挙げ、メディア代などのコストがかからない「脱カートリッジ」の方向性は進むだろうと締めくくりました。

続いて登場したのはバンダイナムコゲームスの加藤正規氏。開発中の『ACE COMBAT Xi Skies of Incursion(仮)』は「iPhoneで遊ぶのに最も適したゲーム」というコンセプトの元、iPhoneを傾ける操作系を採用したとのこと。

『エースコンバット』もiPhoneで登場

iPhone実機でのデモンストレーションでグラフィックの美しさを披露。「5000万台という数は魅力的。(iPhoneのゲームは)“どこを遊んで欲しいか”を絞り込む必要があるのでセンス勝負です」と開発への意気込みを語りました。

カプコンの手塚武氏はiPhoneならではのユーザーインターフェースについて語ります。

『バイオハザード』のiPhone版

手塚氏は「ハードウェア的なキーボードがないことをポジティブに考える」ことで「Visual Pad」という概念を提唱。これは画面上に表示される操作アイコンが状況に応じて変化するというものでiPhone版『バイオハザード4』などのタイトルで既に実践済み。内部的には様々な調整が必要ですが、操作アイコンが変化することで、マニュアルが無くても遊ぶことが可能になるといいます。手塚氏はiPhoneを「ほとんどPSPと変わらない表現ができる」と評価。シルバーウィークに行われたiPhone版『バイオハザード4』の半額セールを例に挙げ、柔軟に価格を変えられることが魅力であるとコメントしました。

開発中のiPhone版『魔界村』の動画も公開され、今後のカプコンのiPhoneへの取り組みに期待が持てるプレゼンテーションとなりました。

コーエーの松枝正樹氏は『三國志TOUCH』を引っさげての登場。「iPhone市場にはコーエーも早く参入したいと考えていた」(松枝氏)と注目度の高さをアピールします。

『三國志TOUCH』は初代『三國志』をベースとし「スタイリッシュなデザイン」をコンセプトとしたシミュレーション。パラメータの簡略化に加え、操作系をiPhoneに最適なものとすることで手軽に遊べる作品になっているとのこと。

松枝氏は「シミュレーションゲームでiPhone市場に参入し、世界の反応を見たい。移植、新作を問わず検討していきたい。アジアには非常に期待しています」と今後の意気込みを語りました。


スクウェア・エニックスの安藤武博氏は『クリスタル・ディフェンダーズ』や『ヴァンガード・ストーム』をiPhoneで発売した経験から、iPhone市場に「かなり手応えを感じている」と評価。

iPhoneを傾けて操作する新作RTS(リアルタイムストラテジー)『スライディング・ヒーローズ』を「誰でも遊べるカジュアルなゲーム」という切り口で開発したとコンセプトを明かします。

安藤氏は「今後はニンテンドーDSやPSPに劣らないものを作りたい」とこれからの方針を語りますが、その上では価格を適性に保つことも必要であると主張。

iPhoneで市場を形成する現段階において、クオリティの高い作品を安売りすることは足下を掬われることになりかねないと警鐘を鳴らすと同時に「アイテム課金のように、お客様に納得して頂いた上で新たにお金が発生するシステムも必要」と新たな収益モデルの必要性を強調しました。

ゲームロフトもiPhoneに積極展開

ゲームロフトの中村玲生氏は、これまでのiPhoneでの累計販売数を600万本以上であると公開。さらに年末に向けて15~30本の新作を予定していると明かします。

中でも注目なのは『Near Orbit Vanguard Alliance』(NOVA)と『アスファルト5』。

『NOVA』は高品質のグラフィックによるSFテーマのFPS(一人称シューティング)。iPhone OS 3.0に対応、ボイスチャットやマルチプレイにも対応するとのこと。配信時期は2009年末が予定されています。

『アスファルト5』はフェラーリやランボルギーニといった33種のライセンスカーが登場するレーシングゲームで、こちらもボイスチャットやマルチプレイに対応。更には追加課金による新車のダウンロード配信なども計画されているそうで、こちらは2009年秋に配信されることになっています。

続いて登場したのは頓智・(トンチドット)の井口尊仁氏。場所にタグを付けられるという最新アプリ『セカイカメラ』のデモンストレーションを行います。

セカイカメラ

『セカイカメラ』はiPhoneのコンパスとGPS機能を活用、自分が現在いる場所に「エアタグ」を付けることができるというユニークなアプリ。

井口氏がiPhoneで幕張メッセのメインステージを撮影すると、何もないはずの空間に漫画のフキダシのような「エアタグ」が浮かび上がりました。

「エアタグ」には文字を入力したり写真を貼り付けることが可能で、360度のどの方向にも設置することができます。

井口氏によれば、既に秋葉原などでは多数の「エアタグ」が設置されており、「エアタグをかき分けて歩く」ような状態であるとのこと。「エアタグ」は時間や距離で絞り込むことができるほか、『セカイカメラ』のユーザー同士で「エアタグ」をぶつけ合うような遊び方も可能とのこと。『セカイカメラ』は11月にAPIを公開する予定。

井口氏は「共に世界を塗り替えたい」と様々なクリエイターの参入を歓迎する意向を明らかにしました。

「iPhoneはTGSの隠れた目玉」であると語る林氏は「ゲームの世界を共に変えていきましょう」というコメントでステージを締めくくりました。
《水口真》

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