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【TGS2009】有名クリエイター参集の『アルカディアサーガ』、意気込みを熱く語る

東京ゲームショウ(TGS)2009では『アルカディアサーガ』のトークイベントが開催されました。

ゲームビジネス その他
【TGS2009】有名クリエイター参集の『アルカディアサーガ』、意気込みを熱く語る
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東京ゲームショウ(TGS)2009では『アルカディアサーガ』のトークイベントが開催されました。

出席者はスーパーバイザーの水野良氏、音楽担当の崎元仁氏、プロデューサーの大瀧道華氏、NHN Japanの田代克行氏、ガンホー・オンライン・エンターテイメントの越智政人氏。

『アルカディアサーガ』は国内有名クリエイターが参加したことで話題のMMORPGで、現在はβテスト(正式サービス開始前に行うテストプレイ)の段階。「生活」「戦闘」「生産」の三要素が複雑に絡み合うという内容です。

「オンラインゲーム初期の緊張感とワクワク感を再現しようと思って制作している」(大瀧氏)という『アルカディアサーガ』。モンスターだけでなく他のプレイヤーに戦闘を仕掛けることもでき、街中で買い物している最中に襲われたり、プレイヤー同士の戦いの現場に居合わせたりすることもあるといいます。

崎元氏は『伝説のオウガバトル』、『ファイナルファンタジーXII』など数々のゲーム音楽を手がけていますが、MMORPGの音楽は初めてとのこと。
アニメ「ドルアーガの塔 〜the Sword of URUK〜」の関連で依頼されたという崎元氏、「MMORPGの音楽はやってみたいと思っていたので嬉しかった」とコメント。『アルカディアサーガ』の音楽はフルオーケストラを使ってチェコで録音したと秘話を明かします。

水野氏はテーブルトークRPGブームを生み出した『ロードス島戦記』で知られています。『アルカディアサーガ』では世界設定及び考証を担当。シナリオに関しての考察も行っているとのことです。「某オンラインゲームで、プレイ時間が1年を越えている」という水野氏。「MMORPGは長時間遊ぶものだから、居心地のいい世界を作る」というプレイヤー視点を含めたコンセプトで作業を行ったとのこと。

「生活」「戦闘」「生産」の三要素は、「生産メインのプレイヤーが作った装備を身につけ、戦闘が得意なプレイヤーが大きな獲物を狙う」ことや「素材をフィールドで集める際に戦闘が得意なプレイヤーに護衛して貰ったり、倒したモンスターから素材を入手する」ことで繋がるとのこと。

大きな特徴となるハウジングシステムでは家を自由に建てることが可能。
アイテムを生産するための工房や生産したアイテムを売るショップとなるほか、人が集まる前線基地ともなるとのこと。

戦闘では武器やスキルごとに異なる攻撃範囲が用意されており、スリリングな戦いが楽しめます。弓矢は近くで当たらない、など特色ある攻撃範囲となっており、戦略が重要になりそうです。

10月15日のクローズドβテスト(正式サービス開始前に、人数を限定して行うテストプレイ)では、家の建設が可能になるのに加え、敵対種族が襲ってくるようになるとのこと。また、プレイヤーの声を参考に視点変更などの機能も追加されているそうです。

「プレイヤーとして遊んでいるので、見かけたらよろしくお願いします」(崎元氏)
「魅力的な世界観を遊んで欲しいと思います」(水野氏)
「独特の操作感がありますし、世界を味わって欲しいと思います」(大瀧氏)
それぞれに『アルカディアサーガ』への意気込みを語ってイベント終了となりました。
《水口真》
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