人生にゲームをプラスするメディア

治安悪化のベネズエラが暴力ゲームの禁止を検討

ベネズエラ政府は暴力ゲームの禁止を検討しているとのことです。

その他 全般
ベネズエラ政府は暴力ゲームの禁止を検討しているとのことです。

ロイターによりますと、ベネズエラ(ベネズエラ・ボリバル共和国)政府は暴力的なゲームと玩具の販売を禁止する法案を審議中とのこと。法案は既に下院での最初の投票を通過しており、二回目の投票にパスした後、ウゴ・チャベス大統領が署名することで成立する段階です。

ベネズエラの治安は悪化の一途を辿りつつあり、首都カラカスは「ラテンアメリカで最も危険な都市」と評されることもあります。ロイターはカラカスの犯罪事情を「週に何十人もの人が携帯電話や靴を奪うために殺される」と表現。1999年に大統領が就任して以来10万人が犯罪の犠牲となって死亡しているとのことで、法案はこうした状況を改善するためのものとされています(10万人という数字は大統領の対抗勢力によるもので、ベネズエラ政府は誇張であると主張)。

中国ではオンラインゲームでマフィア風の人物を主人公とすることを禁止、ドイツでは乱射事件を受けて暴力ゲームを問題視する動きが強まるなど、暴力ゲームへの風当たりは強くなる一方。犯罪の元凶はゲームなのかそうでないのか。ベネズエラの人々がどういう判断を下すのか、下院における二回目の投票が気に掛かるところです。なお、二回目の投票は日時未定とのこと。
《水口真》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

その他 アクセスランキング

  1. “脳がバグる”と話題呼んだアパレル「ピクセル」シリーズ販売開始!その姿はまるでゲーム画面

    “脳がバグる”と話題呼んだアパレル「ピクセル」シリーズ販売開始!その姿はまるでゲーム画面

  2. 【TGA2025特集】GOTYノミネート作6選!新たな歴史を築いたターン制RPGからスイッチ2の注目タイトルまで栄冠を手にするのは…

    【TGA2025特集】GOTYノミネート作6選!新たな歴史を築いたターン制RPGからスイッチ2の注目タイトルまで栄冠を手にするのは…

  3. 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」40周年記念!宮下あきら(魁!!男塾)、桂正和(I”s)ら伝説級作家10名によるスペシャルイラストが超豪華

  4. あのシリーズが再び!「チョコエッグ スーパーマリオセレクション」・・・週刊マリオグッズコレクション第55回

  5. 『FGO』キャストリアが第二再臨でフィギュア化!あどけない彼女を完全再現、帽子とマントも着脱可能

  6. 【特集】『ポチャカワ女子ゲームキャラ』10選

  7. 藤崎詩織、40歳 ~あるメモラーの追憶~ 【GW特集】

  8. 『ポケカ』本戦落ちた…でも高まる熱が抑えきれない!「チャンピオンズリーグ2020」現地レポ【決勝進出者インタビューあり】

アクセスランキングをもっと見る