英国のEidosを買収したのれん代償却費もあり、減収減益という結果でした。
事業部門別ではオンラインゲームの『ファイナルファンタジーXI』が依然堅調なものの、パッケージソフトはDS『キングダムハーツ 358/2 Days』以外にめぼしいタイトルがありませんでした。アミューズメント事業も利益は確保したものの、厳しい外部環境の中で低調に推移しました。好調だったのは、出版事業やモバイル・コンテンツ事業で、人気コンテンツの増加により順調な伸びを見せています。「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE」のあったライツ・プロパティ事業も好調でした。
第2四半期では7月11日に発売したDS『ドラゴンクエストIX』がどこまで寄与するか注目されます。8月2日時点で338万本が販売され、5日には出荷で350万本を突破しています。また、買収したEidosからは『Batman: Arkham Asylum』『Mini Ninjas』といったタイトルが登場してきます。
通期の業績予想は売上高1800億円、営業利益250億円、経常利益250億円、純利益150億円を据え置いています。