TOP >> ゲームビジネス >> その他 2009年2月21日(土) 03時35分
【GTMF2009】モーションで面白いゲームをぜひ! SCE「PLAYSTATION Eye」などを紹介

【GTMF2009】モーションで面白いゲームをぜひ! SCE「PLAYSTATION Eye」などを紹介

【GTMF2009】モーションで面白いゲームをぜひ! SCE「PLAYSTATION Eye」などを紹介の画像
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株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントは「PLAYSTATION3向けテクノロジーのアップデート」と題して豊 禎治氏よりSCEが取り組むPS3向け技術の最新動向を説明しました。内容は主にCellの8つのコアであるSPEの活用と、新しいコンパイラの開発についての二つに分かれました。

まずSPEのグラフィック方面での活用については、PLAYSTATION EdgeとしてSCEが取り組んでいるものから、レンダリングの前処理をSPEで行うことでGPU負荷を下げるEdgeジオメトリと、複数SPUの協調動作によって複数キャラクターのアニメーションを描写するEdgeアニメーションの2つが紹介されました。


また、SCEの開発チームが作成したものとして、フレームバッファのピクセルごとに光源の影響をSPEで計算する「デファードシェーディング」のデモや、ファー(毛)の表現のデモで、雪男のようなキャラが動くものが紹介されました。これらのうち、ファーのデモはできたてほやほやでソースコードの公開などはこれからだそうですが、それ以外はライセンシー向けに公開されていて直ぐにゲーム開発で利用できます。


また、SPEはグラフィック以外での活用も模索されています。セミナーではSCEの提供する物理計算エンジンのPhysics Effectで、ゲームエンジンのUnreal Engine3の物理演算を行うことで処理を大幅にアップさせた事例(Killzone 2など)や、「PLAYSTATION Eye」を使いカメラのプレイヤーの顔をトラックするオメガトラッキング(仮称)が紹介されました。プレイヤーがうなずくことで回答できるクイズゲームや、FPSで物影に隠れる動作、といったものが考えられます。豊氏は「体感ゲームは任天堂さんが作った一つの流れで、その中でもカメラは色々な可能性があると思う」と述べ、ゲームへの応用に期待を示していました。


SCEの新しいコンパイラは数年前に買収したSNシステムズの技術陣によるものです。PS3では従来、様々なプラットフォームで利用されているGCCが利用されてきましたが、新たに開発した「SNC」もGCCを超える水準になってきたということです。特に手間なくコンパイラを乗り換えられるように設計されていて、国内タイトルでも『龍が如く3』などで採用されたようです。SCEではGCCのサポートは続けながらSNCの性能改善に力を入れていくとしています。


今回のセミナーで提供された情報は大部分がSDKに含まれていて、容易に利用することができます。豊氏は「今後も様々な技術を作って開示していく」と話していました。



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(Article written by 土本学 / Mr.Cube)



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