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『Fable2』はベジタリアンの夢−動物愛護団体が激賞

国際動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会」(PETA)は、『Fable2』が「最も動物にフレンドリーなビデオゲーム」であり「ベジタリアンの夢が現実になっている」と激賞しています。

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国際動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会」(PETA)は、『Fable2』が「最も動物にフレンドリーなビデオゲーム」であり「ベジタリアンの夢が現実になっている」と激賞しています。

『Fable2』では、食生活がパラメーターや体型に影響を与えます。菜食は「純粋度」を上げて体重を落とし、肉食は「堕落度」を上げて体重を増やします。

このフィーチャーに関してPETAは「このゲームで描かれる善悪の仮想戦争において、豆腐をエネルギーにするキャラクターは肉を食べる敵と同じくらいにパワフルである。菜食は「純粋度」を上げてダイエットを助け、肉食は太った邪悪なキャラクターを作り出す。これはゲーマーに菜食の現実的な利点を教える効果的なツールとなっている」とコメントしています。

『Fable2』は自由度がテーマ。「純粋度」「堕落度」のどちらを上げるのもプレイヤーの選択であり、正解・不正解といった扱いはされていないことを付記しておきます。

PETAは動物への過酷な扱いや肉食に抗議する活動を続けており、チンパンジーが出演している『サンバ DE アミーゴ』のCMに対してセガへ意見したり、『クッキングママ』が肉料理を扱っているとして、肉食の残酷さを示すパロディーゲームを発表したりしています。
《水口真》
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