最初に登場したのは『ロックマン』シリーズの生みの親であり『9』の制作にも携わった稲船敬二エグゼクティブプロデューサー。『9』はファミコン風のゲームとなっているのですが、作っている最中には理解されないのではないかという不安もあった……と制作秘話を明かします。色数やキャラクター数に制限をつけたが、今のスタッフには制限された環境でのノウハウがなく、色数を制限したキャラクターを作ったら、稲船プロデューサーに「もっと色を増やしたら?」と提案されるなど苦労の連続だった模様です。
シリーズのファンに向け「オフィシャル素材配信企画」がスタートしています。これは動画などで使える『ロックマン』のイラストや音楽を配布するほか、『ロックマン9』のキャラクターやプレイ動画などの二次創作物の利用を許可するというもの。
「ニコニコ動画」には公式チャンネルとなる「インサイド+ロックマン9チャンネル」が開設され、「ニコニ・コモンズ」からはプレイ動画や音楽が提供されます。
『ロックマン9』のヒットの要因としてプレイ動画の投稿などユーザーからのコンテンツ発信を挙げた稲船プロデューサー。ネットの特性を活かした企画ということで今回の配信が実現したといいます。
様々な方面で話題となっているユーザーによる二次創作ですが、これが公式に認められるのは大きな変化であり、今後の『ロックマン9』コミュニティの盛り上がりが期待されます。
稲船プロデューサーは「『ロックマン』は幅広いファンを持っているので、そんなファンにもっと面白い『ロックマン』を提供できればと考えている」と今後の抱負を語りました。
次にロックマンと共に登場したのはホリケンこと堀之内健プロデューサー。『流星のロックマン3』のコンセプトとして「前作よりもスタイリッシュであること」を挙げ、「『流星のロックマン1』のつもりで作っている」と語ります。一番表現したかったのは「メインターゲットの男の子の心にヒットするかっこよさであり、リアリティに裏打ちされたサイバー表現」(堀之内プロデューサー)。旧作はファンタジー的な所がでてきたので、ロックマンのデザインなど再構築を行い『流星のロックマン1』の意気込みで開発が行われているとのこと。
3つのサプライズとして公開されたのが、今年5月にデビューしたばかりの「KICK CHOP BUSTERS」によるCMソングと、「髭男爵」による雑誌などでのPR活動、そして「ノイズ改造ギア」。
「ノイズ改造ギア」はロックマンをカスタマイズする別売カード。ゲーム内でカードのデータを入力することにより、ロックマンの姿や能力が変化します。
堀之内プロデューサー曰く、「ノイズ改造ギア」のコンセプトは「違法な改造感」。「ノイズ改造ギア」によってロックマンはどのようなパワーを発揮するのか?メーカーから公式に提供される「違法な改造感」とはどういったものか、楽しみが増えたと言えるでしょう。
堀之内プロデューサーはステージの最後を「ロックマン開発には思いがある。ロックマンはプレイヤーと主人公の成長の物語。スバルの成長を毎年ごとに刻み込んでプレイして欲しい」とするコメントでステージを締めくくりました。
編集部おすすめの記事
任天堂 アクセスランキング
-
『マリオカート8 デラックス』初心者ドライバーが勝つための8つのポイント
-
【特集】『スーパーマリオ オデッセイ』小ネタ12選!知ればマリオの旅がもっと楽しくなる!?
-
『あつまれ どうぶつの森』島の名前アイデア50選!命名に迷っている人は要チェック
-
ニンテンドースイッチでプレイできる農業系ゲーム5選!『ルーンファクトリー5』など大自然に囲まれてスローライフを満喫しよう
-
任天堂のゲームのトラウマ10選 ─ 思い出すだけで恐怖が蘇る!?
-
『モンハンライズ』ライトボウガンの操作方法・立ち回りを解説ー精密射撃でモンスターを翻弄せよ【個別武器紹介】
-
『モンハンライズ』の新スキル「鬼火纏」って何?驚くべき強さの秘密や注意点まで徹底解説
-
『星のカービィ スターアライズ』このコピー能力が強い!8選
-
『スプラトゥーン3』で真っ先に慣れたいジャイロ操作のコツ―初心者はまず、思わず傾く体をこらえて!
-
衝撃の事実!『ポケモン』モンスターボールの誕生に隠された“ある教授の研究”とは…