編集長： 『ロックマン9』はうちのイチオシなので、もし興味があればお願いできればと思ってます。
私： ・・・もうダウンロードしているので、第7回目は『ロックマン9』で行きますね。
なんて言ってみたのはいいものの、私は横スクロールのアクションゲームが非常にニガテで、あの万人に愛されるスーパーマリオでさえ、目測を誤り最初のクリボーで亡くなってしまうくらいセンス無いんです。そんな私が何故『ロックマン9』に挑戦します。
■超、難しい。
自由にステージを選択出来る中で、ロックマン初挑戦に選んだのはコンクリートマン。ジャンプやロックバスター（通常攻撃）を駆使し、10cmぐらい進んだ所で鳥に岩を落とされ初ダメージ、そしてその先の穴にダイブ。
「ティウンティウン…」
これが噂の…！変な所でテンション上がってしまいました。が、その穴が越えられない。ただジャンプして越えればいいのに、下から敵が上がってくるわ、飛び越えた先で鳥が岩を落として当たるとノックバックが発生して穴へ…。こんな所で躓くなんて私だけでは…と思いつつ何回もチャレンジしました。そして、「もーこんなの出来ない！」と思って初日は投げ出して寝ました。
でも仕事なので、投げ出して妄想で記事を書くなんてライターとしていけない…と思い、周りの友人達が○○マン倒した！とか、何体やっつけた？今7体かなぁなんて会話を繰り広げている中、私はシクシクとあの穴を飛び越える事だけに集中し、ロックマンをプレイしていました。繰り返
すゲームオーバー。もう「ふんもー！」って感じでコントローラー投げたくなるけれど、そんなこんなでボスのコンクリートマンに出会う事が出来ました。
ドスンッ！
ティウンティウン…
テレッテテテッ、テレッテー
やっと1時間かけてコンクリートマンに出会ったのに…ゲームオーバー。が、そこまでかけた練習の成果は無駄にならず、気が付けばゲームオーバーしてもボスまでノーダメージで行ける腕になっていました。こうやって学習すれば進める、これが…ロックマンの…魅力なのか！！！！
だけどボスでやっぱり躓き、もうこうなったらとお店を利用する事にしました。敵がたまに落とすネジを溜めるとお店で1UPアイテムや、E缶という回復アイテムが買えて、私はコンクリートマンに出会うまで相当やっていたので私の手持ちネジは200を越え、E缶をいっぱい買って挑んだら初めてのボスを倒すことが出来ました！！！！！！！！！！私の中で相当すごい事だったので『ロックマン9』をやっている友人達に倒したメールを送りまくりました。皆暖かい返事をありがとう。
■自分の腕に合わせてプレイ出来る自由度
最初は何故難易度設定が出来ないのかと嘆いたものですが、ロックマンシリーズを通してある、ボスから得られる特殊武器（技）が他のボスの弱点というジャンケンの法則があるのを知り、その関係性を調べてからトライしたり、お店でE缶や残機を買って挑戦すれば意外と自分の腕と相談して攻略が出来るんだなぁ〜と思いました。もちろん過去にロックマンシリーズをプレイした事がある人は通常弾だけでもサクサク倒してしまうんですよね、すごすぎる！
コツを掴む事や慣れがキーになると特に感じたのはプラグマンのステージ。浮かび消える足場の順番を覚えれば楽に進め、あぁ、ロックマンってこういう事なんだなってすごい思いました。コンクリートマンの後にやったギャラクシーマンのステージではさっくり進み、倒せて、次のステージも楽しみになってくるぐらいまでになりました！ちなみにギャラクシーマンとジュエルマンのBGMが大好きです。
■値段は1000Wiiポイント（1000円）
もう、ファミコンを忠実に再現していて、Wiiでは起こり得ない音ズレが起きているにも関わらず、音楽はバツグンにクールだし、グラフィックの色使いも鮮やかで綺麗で、ステージ毎のギミックに会う度いつも驚かされます。
後は小ネタというか、おまけ要素というか、タコに墨を当てられると真っ黒になったまま進む事になったり、ハシゴを登る際に上まで行くとよいしょっという感じで登ってる人間的な姿にすごい愛着が沸きます。1UPのアイコンが稲船さんに似ている気がするのは私だけでしょうか？
 |  |  |
| よいしょ | 実は髪が有った | 稲船さんに似てる |
何はともあれシンプルながら、すごいクオリティに仕上がってます！追加コンテンツも今後あるとの事なので、これからもとっても楽しみです！きっと仕事じゃなかったら投げ出して楽しさを体験出来なかったんだな〜と思った『ロックマン9』でした。
| なぜだか難しいゲームばかりチョイスしてしまってる編集長です。次回は「女の子向けのゲームを・・・」と思ったのですが、次回も難易度高めのあのゲームに決まってました。でも、きっと頑張ってくれることでしょう。お楽しみに。(Mr.Cube) |
■著者紹介石橋 加奈子
1986年12月11日生まれ。A型。何事にも興味を持ち、吸収するのスタンスで2007年からジャンルを問わずフリーライターとして活動。ゲームに関してはハマりやすく飽きっぽいが、周りの英才教育のおかげでアーマードコアや、ギルティギアなどにも手を出して楽しんでいる。他の趣味はジャズ、写真、インターネット。
ブログ/心具港：http://ameblo.jp/think-port/
