韓国Goorm Interactiveは、オンラインゲーム『ケロロ・パンパン』のクローズドβテスト(正式サービス開始前に、人数を限定して行うテストプレイ)を開始すると発表しました。『ケロロ・パンパン』は日本の人気マンガ「ケロロ軍曹」を原作とした3本目のオンラインゲームで、三人称視点のアクションシューティングとなっています。
韓国CJインターネットとバンダイコリアは、オンラインゲーム『SDガンダム カプセルファイター』において、最新アップデートで「ジャスティスガンダム」を実装すると発表しました。『SDガンダム カプセルファイター』は二頭身のモビルスーツ(ロボット)が作品の枠を越えて戦うというゲームで、これまでにも各作品の主役機やライバル機をアップデートの中核に据えて好評を博しています。
最近多いのは、日本産のマンガやアニメが日本を飛び越えて韓国でオンラインゲーム化されるというケース。先に挙げた『ケロロ・パンパン』『ケロロファイター』『ケロロレーシング』『SDガンダム カプセルファイター』に加え、少し前にニュースとなった『ドラゴンボールオンライン』『ぼのぼのオンライン』『デジモンマスターズオンライン』など枚挙に暇がありません。この数の多さは日本のキャラクターコンテンツの優秀さと強さを現しているといえるでしょう。
それにしても「ケロロ軍曹」の版権を取得した途端にオンラインゲームを3作連続で作る韓国Goorm Interactiveの手腕は特異といえるでしょう。3作もゲームを同時に出せばお互いに食い合ってしまいそうなのが日本の常識ですが、同社の発表によるといずれも好調な人出を記録しているとのことで、夏休みを迎えてさらにヒートアップするのではないでしょうか。考え方を変えてみれば、これも「ケロロ軍曹」のキャラクターコンテンツとしての強さを証明しているのではないでしょうか。キャラクターコンテンツはゲームだけでなく、書籍や文具やアクセサリーなど様々な形に姿を変えることができます。例えれば水のようなもので、ニーズのある場所にするりと入って人の心を潤すことができます。水こそは全ての基。エンターテイメントにおいて強いキャラクターを輩出しているというのは、これは結構大きな利点なのではないでしょうか。既に日本はキャラクター立国を名乗っても良いのかも知れません。
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