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【E3 2008】『プリンスオブペルシャ』最新作も登場、ユービーアイソフトカンファレンス

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2008年7月17日(木) 05時00分

ユービーアイソフトは、E3初日である7月15日(火)にプレスカンファレンスを行いました。Wii用タイトル『Rayman Raving Rabbids TV Party』を皮きりに様々なタイトルが紹介されましたが、ここでは、筆者の独断と偏見で特に気になった2つのタイトルをピックアップします。



『I am Alive』:究極のサバイバルゲームを目指す新ゲーム

実は本作品は、今回のPress Conferenceの一番最後に紹介された作品だったのですが、あまりにも強烈なインパクトを残したのでここで紹介。



基本的にはトレーラーのみの公開だったので、作品の背景や主要な登場人物などまったく分からないというのが実際のところですが、メインキャラクターはアダムという20代位の男性。主観視点が中心の作品のようです。もともとはサラリーマンだったこのキャラクターが地震または大規模なテロに遭遇し、街全体は崩壊。その中で生き残る事を余儀なくされるという感じでしょうか?

アイレムがリリースした『絶対絶命都市』シリーズに近いものになるのかどうか気になるところですが、リアリティある映像と迫力あるサウンドが圧倒的でした。

更に重要なのが、最後に表示されたamBX のロゴ。amBXテクノロジーを採用したということのようです。この技術は専用の照明をモニター付近に配置することでゲームの状況に合わせ、リアルタイムに色や光度を調整できるという技術。これを活用すれば、究極のサバイバルゲームが誕生しそうですね。 

『プリンス・オブ・ペルシャ』:最新作は4つのキーコンセプトを中心にフルモデルチェンジを実現

ユービーアイソフトのプレスカンファレンスで最も注目を浴びたのは、なんといっても『プリンス・オブ・ペルシャ』の最新作。副題もなく、単に『Prince of Persia』(以下、『PoP』)というタイトルのみが示された本作ではグラフィックも大幅に刷新。新世代機のパワーを最大限に活用しながら壮大な世界観を表現しています。



ここでは、同作品のプロデューサを務めるベン・マッテス(以下、ベン)が、ゲームプレイについて紹介してくれました。「若いアクションヒーローがプリンセスからの協力のもと、ペルシア的モチーフの世界を救う」というキーコンセプトを守ること以外は好きにゲームをデザインしていいというオーダーをもとに開発された本作ですが、新世代機のパワーを最大限に発揮しながら、より多くのユーザーに楽しんでもらうために開発チームが意識したのが4つのキーポイントだったとのことです。

まずは、Erika。Erikaは『PoP』の主人公であるプリンスのコンパニオンとして常に冒険をともにするプリンセス。ただ優れたAIが導入されていることで、これまでの多くのゲームのように単なる邪魔なキャラクターになることはないようです。あくまでもプレイヤーがアクションヒーローになりきれるように、サポートに徹する存在としてデザインされており、Erikaとのコラボレーションでより複雑なアクションや攻撃を楽しむことも出来るようです。

またErikaが存在することで、これまでのゲームでは採用を余儀なくされていた「ゲームオーバー」、または「ミッション失敗」という概念を『PoP』では導入する必要がなくなりました。谷間などに落下する際、これまでは何度も「キャラクターの死」を経験し、やり直す必要がありましたが、本作品からはErikaが、窮地においやられている主人公を救いだし、アクションをはじめる直前の状態にまで戻してくれるのです。これにより、ユーザーはいちいちゲーム中に挫折感を味わうことなく、ゲームにチャレンジすることが出来ます。

Erikaと同様に重要なのが、オープンワールドストラクチャー。これまでは、ほとんどのゲームはストーリーに合わせて限られた空間でのプレイが強いられていましたが、本作品では『Assasin's Creed』エンジンを採用。広大な空間を自由に散策出来るようになっています。また様々な選択は、ユーザーにゆだねられており、その選択に応じて、ストーリー展開も、ゲームプレイも変化するのです。したがって、ひとりひとりの経験がとてもユニークになるようです。



この他に、『PoP』で重要なのは、決闘をコンセプトとして開発された独自の戦闘システムです。すべての戦闘シーンに導入されるこのシステムは、主人公プレイヤー、Erikaそして敵1対との間で戦いが展開され、重要な部分ではクロースアップがされるなど、非常にダイナミックなものになるとのことです。特にErikaとのコンボが重要で、各戦闘シーンごとに何らかの形で、コンボでのファイトが組み込まれるようにシステムが開発されています。

そして、最後はアートディレクション。デモでも示されたのですが、これまでのペルシアの世界観を踏襲した独自のモチーフがより強化され、既存のゲームでは味わえない独自の美が追求されています。特にボスを撃退したのちに、Erikaのマジックパワーにより、世界の闇や腐敗が一掃され、生命、光、花々といったものがステージに復活する様は、非常に美しく、『大神』でのボス撃退後の光がよみがえるシーンをよりリアルな世界に落とし込んだという印象を受けました。
 
『PoP』は今年のホリデーシーズン(日本での発売は未定)に発売される予定ということで、フルモデルチェンジをはたした本作品は非常に楽しみですね。英語版でもいいのでじっくりとプレイしたい作品に仕上がりそうです。


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(Article written by 中村彰憲)
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