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今どきゲーム事情■杉山淳一:『negitaku』5周年!〜市井のジャーナリスト、Yossy氏に聞く〜

■日本のEスポーツの宝『negitaku』

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今どきゲーム事情■杉山淳一:『negitaku』5周年!〜市井のジャーナリスト、Yossy氏に聞く〜
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杉山:negitakuの5年間は日本のEスポーツの歴史と重なります。Yossyさんにとって、この5年間で印象に残ったことは何ですか?

Yossy氏:一番の想い出は日本人のHalen選手・Katsuninken選手が世界大会で金メダルを獲得したというニュースですね。本当に感動しました。

WCG DoA:UでKatsuninkenさんが金メダル獲得 http://www.negitaku.org/news/5753/ ※クリックで拡大画面を表示


ただHALENさんの記事が、サイト移転の時に消失してしまいました。残念です。

あと、日本でもプロゲーマーが誕生するようになったということも、非常にすばらしいことだと思います。ゲームを仕事にすることができたら、と思う人は少なくないのではないかと思いますが、それを実現させた実行力や決断力は賞賛に値するものだと思います。

4dN.psymin結成プレスリリース http://www.negitaku.org/news/3955/ ※クリックで拡大画面を表示



SIGUMAさんがアスクの専属プレイヤーに http://www.negitaku.org/news/4077/ ※クリックで拡大画面を表示


海外では、賞金総額500万ドルというとてつもない規模のEスポーツ大会が開催される、というニュースには本当に驚かされました。


Eスポーツ大会『Championship Gaming Series』の賞金が約6億に http://www.negitaku.org/news/7766/ ※クリックで拡大画面を表示


日本では10万円でもすごいと思うのに、海外では億単位の賞金が出る大会が開催されるという…。スケールの違いを感じました。

杉山:日本も早くこういう時代になってほしいですね。では、現在negitakuがもっとも注目している事象は何でしょうか?

Yossy氏:プロゲーミングの本場・スウェーデンにプロゲーマーを目指して単身留学したJUNYA 'Noppo' TANIGUCHIさんと、賞金総額1億円を超えるEスポーツ大会『World Series of Video Games 2007』に日本から参戦しているNaonobu 'uNleashed^' Taharaさんの活動に注目しています。自らの意思や信念を貫き通して、日本を飛び出し世界に活動の場を求めるというのはなかなかできることではないと思います。


Noppoさん、プロゲーマーを目指しスウェーデンへ http://www.negitaku.org/news/8276/ ※クリックで拡大画面を表示



uNleashedさん『QuakeCon』『WSVG』に参戦 http://www.negitaku.org/news/8184/ ※クリックで拡大画面を表示



杉山:分かります。日本にいては活躍できない、という環境には歯がゆいものを感じます。ただ、明治維新以降、日本に大きく影響を与えた人物は海外で研鑽し、日本を冷静に見つめ、日本を盛り上げるために帰ってきた人々なんですね。私はEスポーツにもそういうときが来ると思っていました。

Yossy氏:そういう若い人は応援したいと思いますし、憧れます。だからnegitakuを通じて彼らの活動を多くの人に知ってもらいたい。そして、彼らが海外からnegitakuを見て、日本のゲーマーたちが応援していると知ってもらえたらうれしいと思います。

杉山:海外で孤軍奮闘する日本人ゲーマーにはnegitakuが拠り所かもしれませんね。

Yossy氏:日本Eスポーツ協会準備委員会が、日本でのEスポーツの本格展開を行っていく、という話題も興味深いですね。今は「Eスポーツ」という言葉は非常に曖昧なもので、人によって解釈や定義付けが異なっています。それが、どのようなカタチで展開されていくのか。非常に気になるところです。


日本Eスポーツ協会準備委員会が国際シンポジウムに参加 http://www.negitaku.org/news/8234/ ※クリックで拡大画面を表示


杉山:さまざまな人がEスポーツを定義していますが、YossyさんはEスポーツとはどんなものだと思いますか? 日本のEスポーツはどうなると思いますか?

Yossy氏:正直なところ難しいですね。最近は、僕が興味を示している対象は「Eスポーツ」というより「プロゲーミング」かなと思っています。「プロゲーミング」は、「Eスポーツ」の中にカテゴライズされるのか、それとも別のものなのかという議論があります。しかし、そういうカテゴライズについてはあまり興味はありません。僕はただ、真剣にゲームをプレイする人、ゲームを遊びではなく極めようという人が大好きです。そういう人たちが正当に評価される仕組みが、日本でできたらよいと思っています。

杉山:2002年に僕がEスポーツやFPSのコミュニティについて学ぼうとしたとき、negitakuを3日間ぶっ続けで読んで、4日目に寝込みました(笑)。それだけ情報量が多くて刺激的でした。今でもEスポーツに関心を持つ人にはnegitakuをオススメしていますが、さすがに現在の情報量をすべて通読すると脳味噌の容量がパンクしちゃいそうです。今、日本のEスポーツの概要を知ろうと思ったら、negitakuのどの辺を読めばいいでしょうか?

Yossy氏:ゲーム関連のたくさんのブログを読んでいますが、一番目にするのは「海外ではプロゲーマーという職業があり、ゲームが上手ければ、それを仕事にできるらしい」という感想です。もっとたくさんの人にこういう世界があることを知ってもらいたいですし、それにチャレンジしようとしている日本人ゲーマーがいることを知ってもらいたいです。“Eスポーツ”、そして“プロゲーマー”の情報を得る手段の1つとして、僕のサイトを見てもらえたら、非常にうれしいことだと思います。

杉山:そうすると、カテゴリ“e-Sports”や“プロゲーマー}の検索結果を読んでもらうと良さそうですね。では逆に、Eスポーツ情報を発信したい人への、先輩としてのアドバイスをいただけませんか。

Yossy氏:ブログが広まって、HTMLを勉強しなくちゃいけないころよりは、情報を公開しやすい環境が整っています。プレイしているゲームやEスポーツに関する思いなど、どんなことでもいいから、とりあえずは情報を発信してみると面白いのではないでしょうか

杉山:そうですね。negitakuがメモから始まったように、小さなことでもいいから発信し続ける。これが大事だと思います。そしてnegitakuにプロフィールを登録して、YossyさんのRSSリーダーに登録してもらう。これで完璧(笑)。

■negitakuとYossyさんの現在と未来

《杉山淳一》
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