Games,Games and More Games……。今年のE3に臨むに当たって、ソニー・コンピュータエンタテインメント・アメリカ(SCEA)が掲げたテーマだ。7月11日(米国時間)に米サンタモニカで開催されたSCEAプレスカンファレンスでは、PS2、PSP、PLAYSTATION Netowork、そしてPS3の各プラットフォームごとに大量のソフトラインアップが紹介された。
質・量を兼ね備えた、圧倒的なソフトラインアップで他のハードと差別化する。「Games,Games and More Games」は、PS1&2の黄金律の踏襲だ。ただし、これまでその下地を支えてきたのは、ハードの圧倒的な普及台数に伴うプラットフォームの優位性だった。これが、ことPS3では崩れかけている。いまだハードの逆ざやが存在する中で、本体の値下げも実行した。年末商戦に向けて、どれだけ痛みに耐えられるか。今が正念場だ。