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任天堂、モノリスソフトをバンダイナムコから買収

バンダイナムコゲームスは傘下で『ゼノサーガ』や『バテンカイトス』といった作品を開発したモノリスソフトの発行済み株式の80パーセントを任天堂に譲渡することを発表しました。

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バンダイナムコゲームスは傘下で『ゼノサーガ』や『バテンカイトス』といった作品を開発したモノリスソフトの発行済み株式の80パーセントを任天堂に譲渡することを発表しました。

モノリスソフトは当時のナムコの出資によって設立された開発会社で、多数のヒット作品を制作してきました。バンダイナムコではモノリスソフトの今後の成長と、家庭用ゲーム機事業で任天堂との協業関係を強化する為に、株式譲渡を行うことを決定したとしています。今後もバンダイナムコとモノリスの協力関係は継続するとのことです。

モノリスソフトは従業員数110名、資本金は7500万円。譲渡後の株主は任天堂(80パーセント)、バンダイナムコ(16パーセント)、その他(4パーセント)となります。元スクウェアで『ゼノギアス』を開発した杉浦博英氏らが中心になった設立された会社で、ナムコからの出資を受けていました。

任天堂とモノリスソフトは『バテン・カイトスII 始まりの翼と神々の嗣子』の発売元になるなど協力関係を結んでいました。今回の買収で、今後どのようなゲームが開発されていくのかとても楽しみですね。とりあえず開発中のものはWii向け『Desaster』です。こちらは任天堂から発売の予定となっています。

任天堂とバンダイナムコゲームスは4月26日に譲渡契約を締結していて、5月1日に株券の引き渡し予定です。
《土本学》
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