このソフトは既にPC版で登場した物ですが、今度は『英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け』としてDSにも登場します。(参考http://www.plato-web.com/software/eigo/detail.html))基本的な内容はPC版と差ほど変わりはありませんが、最大の違いはタイピングではなく直接書いて入力するという、DSの特徴を利用した点です。このシリーズのセールスポイントは、聞いてそのまま文字を入力するという「ディクテーション」が出来る点です。これはDS版でももちろん健在です。
実は、パソコンのキーボードというのは、タイプライターからの由来でわざと遅く打ち込むよう、キーをバラバラに配置しているのです。ですから、実際に書くよりも学習法としては、多少劣るとも言い難くは無いと思われます。しかし、実際に書き込める点でDSはより効果的に学習でき、しかも携帯出来るので、移動時間や休み時間、その他の空き時間など、場所と時間を選ばず何時でもどこでも気軽に出来ます。
ただし、一文字づつ正確に書かないと入力出来ないという点では、タイピングに自信がある人にとっては若干PC版より劣るとも言えるかも知れませんが、その一文字一文字正確に書き込む事によって、寧ろ正確に綴りを覚えられるのではないかとも思いました。
体験版では、英語が得意である人とない人用2種類を選択してDLできました、この二つは難易度が違い、中身は一緒(英語力判定とトレーニング)でした。ない人用は中学1年レベル、あるひと用は高校生レベルの問題から英語力判定できるので、誰でも気軽に出来ます。テスト中成績が良ければレベルも上がるようで。結果は上級、中級、下級、危険で判断されます。
自分も、最初下級と診断されたので、ぜひ製品版を買ってプレイしようと思いました、というとまんまと広告戦略に乗せられた感じがしますが、実際プレイしてみると、なかなか面白くプレイでき、これを続ければもしかしたら英語に自信がつくのではないかとも思いました。
製品版ではさらに、英語力を10段階でもっと正確に判断出来るようです、トレーニングではもちろんよりたくさん問題を用意され、楽しくトレーニング出来る仕組みもたくさんはいっているとのことです。問題にはPC版と同じ「データベース3000基本英単語・熟語」の単語とセンテンスを使用しており、ボリュームも全く見劣りしていないと言えそうです。
既に書きましたが、このソフトでは中学生レベルから始められるため、もちろん中学生でも出来るでしょうし、大学受験でも、今年からセンター試験でもリスニング問題が課せられ、他にもリスニングを課している大学もあるので、聞く能力を鍛えるという意味でもディクテーションは大いに役立つことでしょう。
さらに、PC版では元々TOEIC700点まで狙えるとの事なので、そのための基礎固めとしても十分効果的だと言えます。
『英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け』製品版は1月26日発売です。
(この原稿は剣士の左手とOKOKが書きました)
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