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【月刊ニンテンドーゲームフロント】第6回 『スクリューブレイカー』『マリオテニス』『たまごっち』プレイレポート

ゲームビジネス その他

「月刊ニンテンドーゲームフロント」6回目です。今回は、かなりのボリュームです。GBA『スクリューブレイカー』『マリオテニス』、そしてDS『たまごっち』のプレイレポートをお送りします。

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展示ソフトリスト(展示期間:2005年8月27日〜9月22日)
(太字が今月新しく出展されたソフト)

ニンテンドーDS
『たまごっちのプチプチおみせっち』
『逆転裁判 蘇る逆転』
・『JUMP SUPER STARS』
・『押忍!闘え!応援団』
・『やわらかあたま塾』
・『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング』

ニンテンドーゲームキューブ
『 ビューティフル ジョー バトルカーニバル』
・『マダガスカル』
・『ポケモンXD 闇の旋風 ダークルギア』
・『スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール』

ゲームボーイアドバンス
『スクリューブレイカー 轟振どりるれろ』
『マリオテニスアドバンス』
『Dr.MARIO & パネルでポン』
・『プレイやん』
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プレイレポート

GBA『スクリューブレイカー 轟振どりるれろ』
『ポケモン』でおなじみのゲームフリークが開発を担当する、ドリルアクションゲームです。

操作方法はいたってシンプル。十字キーで移動、Aボタンでジャンプ、L/Rでドリルです。移動とジャンプの操作については、2Dアクションゲームとしてはお決まりのボタン配置ですので、(多少の癖はあるにせよ)すぐになじむことが出来るでしょう。

このアクションゲーム最大の特徴かつ面白みとなっているのはやはり、L/Rに割り当てられたドリルでしょう。ドリルを使って用いて壁に穴を開け、敵を倒し進んでいくことになります。このソフトでは振動カートリッジ採用とのことなので、ドリルの振動が手にじかに伝わってくるおかげで、爽快感も増しています。

L/Rボタンを押し続けることでドリルを回転させ続けられますが、ある一定時間までしかドリルは回転しません。ドリルを使うと、ドリルのゲージがオーバーラップされて大きく表示されるのですが、そのゲージがいっぱいになるとそれ以上回転しなくなるわけです。

コースの途中でギアを拾うことによって、ドリルをレベルアップすることが出来、そうすると回転の持続時間が延びていきます。実際には、ゲージがいっぱいになった時に「DRILL UP!」と表示されるので、その時にタイミングよくボタンを押しなおすことで「ドリアップ」することができ(ゲージがいったん0に戻る)、もっと長く回転させることが出来ます。そうなると、これまで壊せなかった壁が壊せるようになるなどします。詳しく書けば、
・一定時しか回転しない(ギアレベル1、初期状態)
・1回ドリアップできる(ギアレベル2)
・2回ドリアップすれば回転させ続けられる(ギアレベル3)
という風にレベルアップしていきます。

この「ドリアップ」という操作がゲームに刺激を与えているように感じます。「押し続ければずっと回転」というわけでなく、ギアレベル3でもきちんとタイミングを合わせてボタンを押してドリアップしなければ回転を持続できない、という設定にしてあることによって、プレイヤーの「操作している感」がアップしているように思いました。

プレイしたのは序盤のステージで、そのせいか難易度としては高くなかったですが、ドリルを使ってレバー(?)をまわしてゲートを開閉する仕掛けや、ドリルで回転させて動かすリフトなどが登場し、ドリルを使ったいろいろな仕掛けがありそうです。公式サイトを見れば、「プロペラを装着して空を飛ぶ」「スクリューを装着して水中を進む」といった要素が紹介されています。そういう使い方もあるのか、なるほど!

全体としての難易度はどうなっているかはわかりませんが、とにかく非常に手触りのよいアクションゲームに仕上がっていることは確かです。オーソドックスな移動操作、振動とあいまって心地よいドリルの操作、とても手になじみました。「ドリアップ」操作は個人的にかなりお気に入りです。DSや、GBミクロ、再販『スーパーマリオブラザーズ』の陰に隠れがちなソフトですが、気になる方は是非触ってみることをお勧めします。

GBA『スクリューブレイカー 轟振どりるれろ』は9月22日発売で、価格は3800円(税込)となっています。


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GBA『マリオテニス アドバンス』
GC『マリオテニスGC』から1年、満を持しての発売となるGBA版のマリオテニスです。開発はもちろんキャメロットです。「エキシビジョン」を数ゲームプレイしました。

操作自体のレスポンスはよく、簡単に言えば「いつものマリオテニス」です。また、GC版にあったような「スペシャルショット」がかなり忠実に再現されています(ただ、ワルイージの防御ショット「空中を泳いでボールに追いつく」というショットの表現が、そのまんま「コートにはっきり水面を表示して、そこを泳ぐ」となっていたのが驚愕でしたが)。GC版のように、スペシャルショットの際にカットインが入るわけではなく、少しストップしてエフェクトがかかるという感じなので、GC版より若干スムーズに仕上がっていると感じました。

攻撃スペシャルショットで打ち抜く快感や、もうだめかと思った瞬間に発動する防御スペシャルショットのたのもしさなど、GC版にあった面白さは健在です。CPとの対戦ももちろんですが、やはり人間同士の対戦がかなり熱いでしょう。もちろんスペシャルショットオフのモードもあるので、お好みでプレイできます。

今回「ストーリーモード」はプレイしていないので、「ストーリーモード」の詳細やプレイ感はわかりませんでした。ですが少なくとも、「エキシビジョン」の出来から察するに、テニス部分の出来に関しては問題ないだろうとは言えます。

GBA『マリオテニス アドバンス』は「スーパーマリオ20周年記念ソフト」の一つとして、GBミクロと同時発売されますので、ミクロのお供に白熱テニスバトルをプレイするはいかがでしょう。『マリオテニス アドバンス』は9月13日発売で、価格は3800円(税込)となっています。


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DS『たまごっちのプチプチおみせっち』
最近ブームが再燃している「たまごっち」のソフトがDSに登場です。

本家の「たまごっち」とは一味違い、このゲームでは、プレイヤーはたまごっちのキャラクターとともに「はいしゃさん」「たこやきやさん」「ケーキやさん」等の「おみせやさん」を開きます。そして、やってくるお客さんの要望にこたえてお仕事をしていきます。

体験版でプレイできたのは「はいしゃさん」と「ケーキやさん」の2つでした。「はいしゃさん」では、虫歯を削り、虫歯を追い払って削った穴を埋めてあげる、「ケーキやさん」では、お客さんの完成予想図をを再現するようにクリームやカットなどを行う、という風にプレイします。どちらも、タッチペンをよく使う軽い感じのミニゲームに仕上がっていました。基本的にに2ステップでツールを選び(「ケーキやさん」を例に挙げれば、タブで「クリーム」等を選び、次に色を選ぶ)、なにかの作業をしていきます(ケーキで言えばトッピング)。ツールを選んで作業する、という部分のせいか、プレイ感覚としては「めちゃくちゃ簡単にした『カドゥケウス』」という印象でした。

体験版は触り程度しかプレイできなかったのですが、(意外にも)ちょっと侮れないゲームになっている気がします。さすがにゲーマーともなれば物足りない内容かもしれませんが、軽くプレイするゲームがほしいなあ、という方にはかなり満足できるゲームかもしれません。「クラブニンテンドー限定たまごっち」のプレゼントキャンペーン等、たまごっちファンにはたまらないソフトにもなっていますし、9月発売のDSソフトのダークホースになりそうです。

DS『たまごっちのプチプチおみせっち』は9月15日発売予定で、価格は5040円(税込)となっています。
《OKOK》

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