元気とコナミは2002年1月に資本提携を結び、コナミが元気の発行済み株式の37%を保有する筆頭株主となっていました。両社は資本・業務提携で良好な関係を築いていましたが、元気からの依頼で3月31日付で保有株式を売却したとのこと。尚、今後も関係は継続していくとのことです。
フォーサイド・ドットコムは世界中にモバイル向けコンテンツを配信しているディストリビューターで、元気の制作する良質のコンテンツを利用することで更にシェアの向上を図る意図があります。フォーサイドは元気の10.4%の株式を取得しました。
ダイコク電機は、昨年施行された法律等により、今後はより一層ゲーム性の強いパチスロ遊技機が求められるという見方から、ゲーム業界でオリジナリティの高い作品を多数制作している元気との関係を構築することを望んだようです。同社は17.2%の株式を取得しました。
コナミは37%の全てを売却したとしていますが、そのうち、27%はフォーサイド、ダイコク電気の両社に売却されたのは間違いありませんが、残りは誰の手に渡ったのでしょうか。
小規模デベロッパーのモバイル向けコンテンツメーカーやパチスロ機器メーカーによる再編が続きますね。同じコナミ傘下のタカラを取り込むのは何処になるのでしょうかね。