会場には700名以上のメディアが集まりました。司会を務めたのは任天堂オブヨーロッパ、マーケティングディレクターのJim Merrick氏です(以前はNOAにいたような・・・?)。
カンファレンスが始まり最初に登壇したのは任天堂オブヨーロッパの柴田聡社長(偶然にも岩田氏と同名です)、最初に3月11日にニンテンドーDSを欧州で発売することを発表しました。価格はユーロ圏では149ユーロ、英国では99ポンドです。また、15の同時発売ラインナップが19ユーロもしくは29ユーロで発売されることが明らかにされました。タイトルは以下の通り。
・スーパーマリオ64DS
・直感ヒトフデ(Polarium)
・さわるメイドインワリオ(WarioWare Touched!)
・ポケモンダッシュ
・レイマンDS
・アスファルト: アーバンGT
・きみのためなら死ねる(Project Rub)
・ザ・アーブズ シムズ・イン・ザ・シティ
・スパイダーマン2
・ミスタードリラー ドリルスピリッツ
・ピングパルス
・ZOO KEEPER
・ロボッツ
最初の"サプライズ"は日本から遥々やってきた任天堂の岩田聡社長でした。これは欧州市場にかける任天堂の意気込みを十分に示すものでしょう。岩田氏はニンテンドーDSを欧州で発売できることを歓迎し、任天堂の将来のビジョンについて述べました。岩田氏は更に、3月11日には日本や北米での発売時を上回る65万台が用意されることを明らかにしました。
次の"サプライズ"はゲストスピーカーとして登場した『シムシティ』の開発者であるウィル・ライト氏でした。ライト氏は自分がファミコン時代から任天堂と密接な関係を保ってきたこと、シムズのスピンオフであるアーブズがニンテンドーDSの同時発売ラインナップにあることをとても嬉しく思っていると話しました。
加えてカンファレンスの最後には世界で初めて『マリオカートDS』が実演されました。滑らかに迫力ある画面が展開されており、発売は近そうです。対戦に参加したのは、NCL岩田聡社長、NOE柴田聡社長、そして観衆の中から選ばれた任天堂オフィシャルマガジンUK編集長のTim Street氏、RE-7という雑誌のBertrand Amar氏で、結局勝ったのはBertrand Amar氏でした。
カンファレンス終了後はパーティ形式で展示されたニンテンドーDSを自由に遊ぶことができました。また、会場はニンテンドーDSのキャッチフレーズである「Touch!」をモチーフにした様々な変わった触れる物が用意されていたそうです。
任天堂オブヨーロッパは同時に3500万ユーロ規模のマーケティングキャンペーンを実施することも明らかにしています。テレビ、雑誌、店頭、オンラインと様々な場所で「Touch Me!」をキーワードに、3月11日まで過去最大規模の広告が出稿される予定です。
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