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任天堂、経営方針説明会を開催 (4)

任天堂 Wii

任天堂の岩田聡社長は9日、都内で開かれた経営方針説明会の中で、現在社内で研究・開発中の次世代据え置型ゲーム機を来年アメリカで開かれるE3での発表を目指していることを明らかにしました。任天堂のトップが明らかにしたことで、来年の発表がさらに現実味を帯びてきました。

現行のゲームキューブの後継機となる次世代ゲーム機、コードネーム「レボリューション」について岩田社長は「消費者に新しい遊び方を提案する。その意味で従来のゲーム機の延長ではない。他社の次世代ゲーム機とは一線画す」と語っています。

次世代ゲーム機の詳細については一切明らかにされませんでした。



(11日1:32 更新) 経営方針説明会で明らかになったことをまとめました。

レボリューション

・来年のE3までは発表しない方針。

・マシン性能を上げることがお客さんの喜びにつながるという法則は、過去には通用したがもう通用しない。

・処理速度や画質を高めて豪華なゲームを作る、という従来の新型ゲーム機とは非連続で異質な製品。

・重要なのは次世代の技術ではなく、次世代のゲームプレイ体験。

・据え置き型をニンテンドー・ディーエスのように2画面にするつもりはない(笑)。

・テレビのみならずパソコンモニターとも接続して遊べる(竹田玄洋専務)

・「レボリューション」がゲームキューブの後継機かは重要ではないが、今はいえない。ただ、次世代機はゲームキューブの性能を50倍、100倍アップさせるものにはしない。

・ニンテンドー・ディーエス発表時と同様に来年もう一度驚いてもらいたい。

ニンテンドー・ディーエス

・触って面白いと思ってもらえて、1日中飽きないようなタイトルを発売日に揃えたい。

・誰でも同じスタートラインに立てることがキーワード。

・電池寿命に関しては、ソフトによって違うので、「何時間です」とは簡単に言えない。どのようにお伝えすればいいのか、検討している段階。

・液晶画面の配給について一部で供給が不安定と報道されたが、実績のあるシャープ以外にもさまざまな可能性を検討していて、現時点で心配していることはまったくない。

・ソフトについてはこれまで様々な経験を積んできているし、技術的にもあらゆるものを習得してきているので、安心して信頼に応えられる作品を作れる体制にはある。あとはどれだけ革新的なアイデアで臨むかが重要になってくる。

・ゲームボーイアドバンスのソフトを大きく超える価格が受け入れられるとは思っていない。

・年内に出すのは今の業界にある息詰まり感に対する答えを任天堂が出さなければならない、というのが最大の要因。

・PSPについては発売日以外の情報がないのでもっといろんな情報がわかってから論評したい。ただ、今回我々が出遅れる要素は見当らない。

ゲームキューブ

・消費者のゲーム離れへの対応策として新しいジャンルに挑戦する。

・タルコンガを使ってプレイするアクションゲーム『ドンキーコング ジャングルビート』や、ゲーム操作で使うコントローラーが苦手な人でも遊べる『マリオパーティ6』など新たな試みのソフトを投入する。

クラブニンテンドー

・会員数は5月末で40万人強。

・約半年という期間と登録する手間を考えれば立派な数字。

・女性の会員も多い。

・いままで見えなかったユーザーの意見が見えてくるようになった。

・クラブニンテンドーはこれから本領を発揮するもので、今年の年末商戦でもうまく活用したい。


その他

・ニンテンドー・ディーエスをゲームボーイアドバンス、ゲームキューブに次ぐ第3の柱に育成する。

・株主への利益還元としては、配当性向50%を基準にしていく方針。

・3年後の任天堂の成長度について具体的な数字は言えないが、基本的に任天堂が「飛躍した」と呼んでもらえるような成長を達成し、ニンテンドー・ディーエスはGBAの成功にひけをとらないほどになる、というのが私のイメージ(岩田社長)。

・GBA『ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし(仮称)』はカプコンと開発。

・技術を軽視しているわけではないが、マシンの性能向上だけではダメで、任天堂は技術の応用性の方向で商品に活かしていきたい。

・北米でもゲーム市場の成長鈍化が顕著になり当社に共鳴する声が高まってきた。

・任天堂はファミコン時代からネットワークの将来性を強く感じていて、それはポケモンでも証明されている。最大の課題は月額の固定料金やパケット料金で、これが解決できれば任天堂の強みが発揮できる。

・幅広い年齢層をターゲットにしたゲームを作ることを目指している。だからこれまで任天堂のゲームが世界に受け入れられた。大人向けや、暴力的ゲームを否定するつもりはない。DSは様々な機能を搭載しているので幅広いユーザーに受け入れられると思う。

・(昨年、株式120万株(持ち株比率約2.6%)を取得したバンダイとの関係について)強化する方針。ただ、資金力を活用してバンダイを買収する可能性はない。

・(ゲームソフト開発に特化した方が企業価値が上がるのでは、との見方に対し)任天堂の強みはハードとソフトを一体にした娯楽の提供にあり、強みを活かすためにハードも考え続ける。それが企業価値の最大化につながる。
《クリ坊》

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