記事によればEMIはEAが『マッデンNFL2004』・『タイガー・ウッズPGAツアー2004』・『MVPベースボール2004』の3タイトルの中で「EMIが所有もしくは共同所有するまたはEMIの管理下にある音源を無断使用した」と主張しているそうです。
EAはこれに対して「これらの訴訟は他の曲から歌詞を引用した1つの曲に関係したもので、アーティストから直接使用許可を得ています。私たちは全てのゲームの全ての曲できちんとしよう契約を結んでいます」と述べています。
一方でEMIはEAが2003年に使用許可を求めてきたが、許可を出す前にゲームを発売した、と述べています。同社はこれによる損失が数千万ドルに上る可能性がある事を示唆しており、賠償を求めています。
最近は一般アーティストの曲をゲーム中に利用する事が多くなっており、EAはその先頭をきったパブリッシャーです。ゲーム開発の規模が拡大して業界外との関係を深めていく傾向が強くなっていますから、今後もこの種の問題が発生する可能性は高いと言えるでしょう。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ゲームビジネス アクセスランキング
-
スクウェア・エニックス、本社を新宿イーストサイドスクエアに移転
-
ゲーム1本の開発期間は平均16ヶ月、開発者の38%が据置機に携わりたいと思っている…CEDECのゲーム開発者調査が公開
-
任天堂ミュージアムに行ってきました!
-
「サムスの性別は決まっていなかった」「2Dメトロイドは機会があれば」任天堂坂本氏が『メトロイド』を語る
-
『FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア』を支える中国のデベロッパー・・・バーチャスインタビュー(後編)
-
全世界で愛されているAndroidエミュレーター「NoxPlayer 」をTGSで体験!至れり尽くせりな機能が嬉しい
-
令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】
-
発覚!元任天堂広報H氏2度目の転職
-
【LEVEL5 VISION 2008】大規模クロスメディア展開は『イナズマイレブン』(3)
-
バンダイナムコ、リストラに応募が集まらず・・・期間を延長して実施