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【MI-6 ミッションファイル】第2回 007史フラッシュバック後編

任天堂 その他

前回に引き続き、1987年以降の007を紹介します。Qが007に提供するガジェットが作品を経るごとにどんどん精密化の一途を辿るということの背景に、コンピュータなんかの発展があるのだろうなぁと感じます。しかし「ボンドといえばこの俳優」っていうので結構世代の差が見えてきちゃうんですかね。

■ティモシー・ダルトン

製作年 タイトル 原題
1985 リビング・デイライツ The living daylights
1989 消されたライセンス License to kill


25周年を記念し4代目ボンド、ティモシー・ダルトン、2代目マネーペニー、キャロライン・ブリスを迎えて作られたのが「リビング・デイライツ」。2代目ジョージ・レイゼンビーに似て感情表現が多いのが特徴。久々にボンドカー、並行して走る車のボディーを焼き切るレーザーなどを装備したアストンマーチンヴォランテが登場した。

80年代最後の作品となったのがこの「消されたライセンス」。今まで上司の命令には大まかな線で絶対服従であった007が命令に反し、個人的な復讐に走るというシリーズの中でも非常に希な作品。また、本作を区切りにボンド、M、マネーペニーの配役が変わり、第1作からの脚本を手がけてきたリチャード・メイボーム、メイン・タイトルをデザインしてきたモーリス・ビンダーが共に他界したため、007シリーズにとっての大きな転機となった。


■ピアース・ブロスナン

製作年 タイトル 原題
1995 ゴールデンアイ Goldeneye
1997 トゥモロー・ネバー・ダイ Tomorrow never dies
1999 ワールド・イズ・ノット・イナフ The world is not enough
2002 ダイ・アナザー・デイ Die another day


メインキャストを一新し、『007EoN』にも出演しているピアース・ブロスナンを5代目007に迎えて作られたのが「ゴールデンアイ」。謎の組織、ヤヌスと旧ソ連の衛星兵器ゴールデンアイを巡っての戦闘が繰り広げられる。N64にてゲーム化もされた作品。

前回基本的に見せ場のなかったボンドカーが大活躍するのが「トゥモロー・ネバー・ダイ」。思い切り力を入れて武器で叩いても壊れないガラスに多数の特殊装備、さらにリモコンで遠隔操作が可能になっている。立体駐車場にて無人のまま繰り広げられるカーチェイスは独特の迫力を持つ。今回はほとんど研究室での登場となるQがレンタカー会社の社員に紛争して登場するという珍しいカットも登場する。

15分という最も長いオープニングクレジット前シーンを持つのが「ワールド・イズ・ノット・イナフ」。このタイトルはボンド家の家訓として代々引き継がれている言葉となっていて、第6作「女王陛下の007」にて登場するボンド家の勲章にラテン語でこの言葉が刻まれている他、セリフとしても登場している。また、第2作目からQを努めたデズモンド・リューウェリンはこの撮影の後に交通事故で他界している。

通算20作目となった「ダイ・アナザー・デイ」。「ドクター・ノオ」からちょうど40周年となる2002年に公開された(日本は2003)。今回からジョン・クリースがQを努めているのだが、前作にてQの後継者Rとして彼が紹介されているのは不幸な運命の巡り合わせだったのだろうか。前作ではかなりストーリーが重視されていたためか本作ではアクションに重点がおかれているほか、北朝鮮を舞台にしたということで一時ちょっとした騒ぎになったこともある作品である。

以上が、007作品全20作品です。以下にシリーズのレギュラーメンバーについてまとめます。


■ジェームズ・ボンド
  主に国外を扱う諜報部MI6に勤務するトップエージェント、ダブルオーナンバーの一人。007。「殺しのライセンス」を持っている。左肩の右手の甲に傷跡があるのが特徴。彼が愛するもの、それはスピードとスリル、そして女性。

■M
  MI6の部長、それがM。その由来は部長の本名である「マイルズ」の頭文字であるとも言われるが定かではない。基本的にその命令は絶対服従なのだが従わなかったこともある。
現在はジュディ・デンチが演じる女性Mだが、本来はバーナード・リーが男性Mを演じていた。

■Q
  諜報員たちが携行する特殊装備を開発する特殊装備課の課長。彼と彼の開発チームが作り上げた特殊装備によって、エージェントによる様々な諜報活動が円滑に進み、そして彼らの命が守られてきた。見ただけでは特殊装備とはわからないものが多く、予想もつかないところに極めて多くの仕掛けを施されている。Qは需品係将校を示すQuartermasterの頭文字。

■マネーペニー
  MI6部長Mの秘書。Mはもちろん、ボンドの信頼も得ている。Mの部屋の入り口が彼女の部屋になっており、必然的に会うことになる。が、『007EoN』では途中段階まで登場が決まっていながら最終的に登場しないこととなってしまった。『007ゴールデンアイ』ではミッションファイルの最後でときにアドバイスを、ときに痛い一言をくれる。



今回のリリースに合わせてその歴史、なるべくストーリーそのものは避けて、作品自体のこれまでをさらっと振り返ってみたのですがいかがでしたでしょうか。007シリーズへ目を向ける一助となれば幸いです。
《織機 綺音》

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